池袋事故、ハンドル操作の形跡なし

21 4月 2019

だからぁ、この事故は踏み間違い事故で、その場合、脳全体が機能不全に陥っているため、クルマの運転操作はアクセルを踏み続ける以外なにもできません!

 

 

 

画像出典:Wikipedia

以下毎日新聞WEB版yahooニュースより:

池袋暴走 ハンドルほぼ操作せず 87歳男性パニックか

4/20(土) 20:21配信

毎日新聞

東京・池袋で暴走した乗用車に母子がはねられて死亡した事故で、事故を起こした男性が暴走中にハンドル操作をほとんどしていなかったことが、捜査関係者への取材で明らかになった。赤信号の交差点を猛スピードで突っ切っており、通行人を回避しようとした様子もなかった。警視庁は、男性が最初の接触事故に動転したことが、暴走の一因になったとみている。

男性は旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)。同庁によると、飯塚元院長の車は歩道と車道を隔てる金属製の柵に接触した後、約150メートルにわたって暴走。歩行者らを次々にはねた。自転車で横断歩道を渡っていた松永真菜さん(31)と長女莉子ちゃん(3)が死亡したほか、飯塚元院長と同乗していた妻を含む8人が重軽傷を負った。

飯塚元院長は入院しており、同庁は回復を待って自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聴く。

捜査関係者によると、現場付近の防犯カメラの映像などから、車が片側2車線の直線道路を蛇行することなく、猛スピードで走行していたことが判明した。飯塚元院長がパニックを起こしていた可能性があるという。

飯塚元院長は同庁の任意の調べに「アクセルが戻らなくなった」と話しているという。同庁はアクセルやブレーキの踏み具合などを記録するイベント・データ・レコーダー(EDR)を回収し、衝突前後の車の動作、走行速度などを解析して事故の詳細を調べている。

飯塚元院長は東大を卒業後、1953年に通産省に入省。89年に工業技術院長を退官後、大手企業の役員を務めた。【安藤いく子】

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みなさん、この事故は確かに男性がアクセルを踏み続け、ハンドル操作もできずに暴走したことが直接の原因です。87歳になって晩節を汚すようなこととなり、2人の人を殺傷してしまいました。

しかし、本当にこの人が悪いのでしょうか?

しかし、アクセルとブレーキが隣接して配置され、操作するときには踏み換えが必要となり、また、双方とも踏みこむ操作をすることが事故を誘発する原因となっていることは間違いありません。

それって、クルマ製造メーカにも責任がありませんか?

このような事故を防止するのは最早社会の責任です。

そして、このような踏み間違い事故は、完全に防止できます。左足ブレーキシステムもその一つです。

画像出典:大野一郎

この装置では、ブレーキが必要なときには右足で踏み換える必要がなく、左足で操作するために「間違える」ことはありません。そしてどんなクルマにも後付することができます。

やれ、自動ブレーキだの加速抑制装置だのAI(人工知能)を搭載しない限りあまり効果がなく、また、新造車にしか搭載できないものを開発する理由がありません。

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