ハイパーループって知っていますか?

23 7月 2017

テスラCEOのイーロンマスク氏がまたまたお騒がせです。ハイパーループ(大野註:ループは「輪っか」という意味)というのはもともと減圧したトンネル内を空気力に押された弾丸型の列車が走るというもの。MITの学生コンペです。もとは。本当に現実化されるの?時速1200kmだそうです。

減圧されたチューブ内を高速で列車を運行するという概念は1970年代にランド研究所の物理学者であるロバート M.サルター (Robert M.Salter)がロサンゼルスニューヨーク間を21分(!)で輸送するVery High Speed Transit System または VHSTという高速輸送システムを提案していた。

減圧(100pa程度0.1気圧くらい?)されたチューブをガイドとして、チューブ内を空中浮上(非接触)して進む。当初の計画では先頭車両は鋭角ノーズとし、1車両あたり28人を想定。チューブ内の空気を車両前面に搭載したファンで吸い込み、底面から圧縮排出して車体を浮上させる構想だった。建設を想定している区間はロサンゼルスとサンフランシスコ間(全長610km)で、加速度0.5G程度で加速し、30分で結ぶ。最高速度は時速1,220km。建設には、期間が20年以上で全体建設費用見込みは75億ドル(7,100億円)を見込む。チューブの建設費用が必要経費の主要部分を占め、車体の経費は合計で10億ドル未満[4][5]。現在はロサンゼルスを拠点とするHyperloop Transportation Technologies(HTT)と、Hyperloop Oneの2社が開発を競う[6]。ポッド等、各要素技術はコンペ形式で採用する見通し[7]ハイパーループ・トランスポテーション・テクノロジーズ(HTT)とハイパーループ・ワン(以前の社名はハイパーループ・テクノロジーズ)の2社が開発を進める[8]。(以上Wikipediaより)

画像出典:Wikipedia

わたしとても気になるのは、チューブ=トンネル内を本当に真空状にできるの?ということです。普通に考えたら無理だと思いますよ。真空状態って大変ですよ。勿論できますけれど一体いくらかかりますか?

次は南朝鮮の話題です。

時速1000キロ!韓国が飛行機より速い“未来の列車”を開発へ=韓国ネット「死ぬ前に乗れる?」「高速鉄道すらまともにつくれないのに」(Record China 配信日時:2017年1月18日(水) 9時30分)

4年後だそうです。南朝鮮の人は楽天的ですね。南朝鮮といえばKTXというソウルー釜山間の高速(?)鉄道が開通しています。最初は日本の新幹線を凌ぐ時速300km営業運転といっていましたよね。でも実際は、従来路線を使った時速100km。詐欺ですね。それをイーロンマスク氏が開発したといって、すぐに飛びつき、4年後の開通なんてし信じられません。南朝鮮の人の感想は?

韓国鉄道技術研究院と韓国建設技術研究院、韓国交通研究院、韓国機械研究院、韓国電気研究院、韓国電子通信研究院(ETRI)、漢陽大学、UNISTの8機関は17日、時速1000キロで走る「ハイパーチューブ」の技術を開発するための研究協力協定を締結した。

ハイパーチューブは磁気浮上式列車が真空に近いチューブトンネルの中で、空気抵抗を受けずに時速1000キロ以上で走る未来の交通手段。技術が実現されればソウルから釜山まで30分以内で移動することができる。米国やカナダ、中国でも同様のシステムの開発が進められるなど、世界各国が未来の交通手段の開発競争を繰り広げている。

韓国では今回の研究協力協定をきっかけに、開発速度が一気に加速するとみられている。8機関は今後3年間でカプセル車両の推進や浮上技術、チューブインフラなどハイパーチューブに必要な主要技術を実験室レベルで検証する予定。また、実務協議会と諮問委員会を構成して機関別の研究分野を調整し、協力案をまとめる計画だという。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「この狭い土地の中ではKTX(韓国高速鉄道)があれば十分」
「死ぬ前に乗れるかな?」

「そこそこの速さでいい。早く死ぬことになるよりはまし」
「怖い。乗りたくない」
「もし事故が起きたら…。想像もしたくない」

「高速鉄道すらまともにつくれないのに?税金を盗もうと考えているに違いない」
「中国は6400キロを試験中だ…」
「発想の転換をするべき。なぜ実力もないのに挑戦する?米国の技術者に投資するべき」

「1000キロで走る列車をつくり、停車駅もたくさんつくるのだろう」
「駅同士の距離が短過ぎてKTXもフルスピードを出せないのに…」
「朝鮮半島統一後に必要になるだろう。北朝鮮を経由してロシア、ヨーロッパに行くにはかなりの時間がかかりそうだから」(翻訳・編集/堂本)

だそうです。

画像出典:Wikipedia

一方、わが国のリニアモーターカーは、これとはちょっと違います。もう中央新幹線として東京ー大阪間工事に着工していますが、日本初営業運転は、HSSTによる、1989年の横浜博覧会におけるYES’89線です。これより営々として実験線を建設し、様々な問題を克服してきたものです。南朝鮮はそれを4年ですと?

画像出典:Wikipedia

 

コメントする

お名前・メールアドレス・コメントは必須です。
メールアドレスは公開されません。

トラックバックURL