高速道路での動物の飛び出し どうすれば?

16 1月 2018

2018年1月15日、06:50頃横浜横須賀道路上り線逗子葉山IC付近を走行中、順調だった流れが急に渋滞し始めました。これは前方で事故だと確信し、しばらくノロノロ走行をすると、1kmも行かないうちに追い越し車線側のクルマが続々と走行車線に移動し始めたので事故車両が追い越し車線にあることが判りました。すると、2車線道路の丁度真ん中にタヌキが死んでいました。

そのすぐ傍の中央分離帯に3台のクルマが停車しており、先頭は黒いワゴン型の軽自動車がガードレールに接触しており、次が黒いワゴン車、多分ハイエースそして白っぽい乗用車でした。それぞれは、明らかに追突しあっているようでした。救急車や警察車両が到着していませんでしたが、乗員は追い越し車線上に立っていました。渋滞しているとはいえ非常に危険な状態と見えました。

それで、考えたことは、わたしだったらどうしたらよいかということです。以下JAFの記事から抜粋します:

高速道路等で野生動物に遭遇したら

高速道路等で野生動物に遭遇したら一般道同様、高速道路等も野生動物の生息域に建設されることも多いため、ロードキルが多発しています。2013年にはNEXCO東日本管内の高速道路で約18,600件のロードキルが発生し、多くの動物が犠牲になっています。最も多いのはタヌキで全体の44%を占め、次いで鳥類が27%を占めています。高速道路管理者側でも動物侵入防止柵の設置と改良、注意喚起の標識設置や道路構造物を利用した“けもの道”の確保など、さまざまな動物侵入防止対策を行っていますが、それでも万全とはいきません。一般道よりも速度が高い高速道路等では、動物との衝突や回避時に被害が大きく、深刻な事故につながる傾向があります。
警戒標識に注意し、もし野生動物に遭遇しても急ハンドルは避けてください。ブレーキで回避できない場合は、よほどの大型動物でない限りまっすぐ衝突するしかありません。事故件数の多いタヌキは夜行性動物なので、特に夜間から早朝は慎重に運転しましょう。上向きライトにすると遠方でも動物の目が光って発見しやすくなるので、状況によって上向きライトを積極的に使ってください。

野生動物と衝突してしまったら

野生動物と衝突してしまったら野生動物と衝突してしまったときは、事故の発生を警察に連絡します。このとき、ドライバーや同乗者が負傷、もしくはガードレール等の破損や後続車との衝突などが発生した場合は、併せてその旨も伝えます。任意保険を使うには事故証明が必要となるため、警察には必ず通報しましょう
次に、衝突した動物が生きている場合は、衛生面や安全面から素手で動物に触らないよう注意してタオルやダンボール等で保護し、動物病院や保護施設に運びます。動物が暴れたりなど保護が難しい場合は、動物病院や保護施設に連絡して指示に従ってください。(大野註:高速道路でこんなことできますか?これは実際的ではありません)基本的に治療費はドライバーの負担になります(野生動物の無償治療を行っている施設や病院もあります)。動物が死亡している場合は、素手で触れないようにして、できるだけ交通の妨げにならないよう動物を路肩に移動させます。動物は道路管理者または自治体が処理します。
なお、高速道路等や幹線道路で轢かれた動物を発見したときは、二次事故防止のためにも、道路緊急ダイヤル「#9910」に連絡してください。全国共通で、固定電話と携帯電話からの通話は無料です。野生動物との衝突事故で車両が破損した場合は単独事故扱いとなります。自賠責保険では物損は補償対象外なので、車両の修理には任意保険の車両保険を使うことになります。運転者や同乗者が負傷した場合は、人身傷害補償や搭乗者傷害で補償されます。対向車や歩行者に被害を発生させた場合も対物賠償責任保険や対人賠償責任保険などで補償されます。ただし契約内容によっては保険が使えない場合もあるので、詳細は保険会社に問合せてください。(2014年12月記事)この記事を読んだ上での「高速道路の動物飛び出し対処法」についてわたしの意見は:小動物の場合:急ブレーキもかけず、急ハンドルもせず、そのまま轢過という意見です。かわいそうだが仕方がないです。動物を道路上に発見してからどのくらいの時間があるかはわかりません。時間があれば、自分の周囲の他車など道路状況が見極められて判断できればよいですが、その場合も含めて「急ハンドル、急ブレーキ」はしないということが求められると思います。

大型動物の場合:よくわかりません。
画像出典:Wikipedia
 

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