日産リーフ中古車価格大暴落!

07 7月 2017

純粋電気自動車として2010年12月に大々的に売り出された日産リーフ。ゼロエミッション(排出物なし)で環境に良い自動車として注目を浴びました。2017年7月、2010年型(実質2011年型)の日産リーフの中古車価格が大暴落しているそうです。その理由は、搭載しているバッテリー性能の経年劣化です。

さて、みなさん電気自動車というのは環境に良いといわれていますが、実はそうではないです。何故なら充電する電気はどこから採っていますか?そう100%一般電気から供給しています。一般電気とはすなわち火力発電所で発電された電気です。この電気製造の過程では盛大にCO2などの排出物を出しています。そうです電気自動車はちっとも環境に良くないのです。

自動車評論家の国沢光宏さんによると、以下のようです:『ただ電気自動車が次世代クリーンエネルギー車の本命であることは間違いない』そうですかねぇ?

電気自動車日産リーフの性能はどうかというと発売当時は24kwh(総発電量)の出力でしたが2015年から30kwh(総発電量)の仕様のものがでて、こちらはある程度実用に使用できるそうです。発売から2017年で6年が経った初期型では、バッテリーの消費が早く横須賀横浜の往復ができないそうです(日産プリンス神奈川の担当者による)。30kwhのほうは、実可能走行距離がエアコンつけて平坦路であれば200km弱とのことです。

2011年型の中古車価格は約30万円から40万円とのことで6年落ちの車としては相当な暴落ぶりです。30kwhのほうで2016年型自動ブレーキ付でも役110万円くらいだそうです。ちなみに新車価格は約320万円です。

初期型(24kwh)でも30kwhでもバッテリーを交換すると約60万円くらいにするそうです。とすると、6年落ちの初期型を中古で購入してバッテリーを新品にすると実質約90万円ということになりそうです。

今とても人気が高いニッサンノートe-powerでも並列ハイブリッドなので実質的に電気自動車です。しかし、6年経過するとリーフと同じ問題が起きてきます。つまりバッテリーが経年劣化して、それだけエンジンの充電回数が多くなります。一般車の場合、普通バッテリーは約1年で新しいものに換えるのが普通です。e-powerのバッテリーがいくらするか知りませんが、トヨタプリウスでは型式で数万円の違いはありますが約20万円強くらいです。

画像出典:Wikipedia 日産自動車 日産リーフ

画像出典:Wikipedia 日産自動車 ニッサンノートe-power

 

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