英、2040年から石油燃料車の販売禁止 仏に追随

27 7月 2017

2017年の今から数えると23年後のことです

イギリス、フランスでは石油燃料車の販売を禁止するそうです。ふ~ん。ということは全て新車販売に限っては純粋電気自動車になるわけですか。ナルホド。

それも時代の流れかなとも思いますけれど、2015年にフォルクスワーゲンから始まってベンツ、アウディ、フィアット、欧州スズキと発覚した排ガス不正と燃費不正の片(カタ)をつけてもらわなけりゃね。

燃費計測にについては、確かに日々走行する道路事情(混雑具合、天候その他)が違うので、比較になりません。しかしそうだからといってベンチテストで数値を決定するのは物凄く違和感があります。だって全然実燃費と違うのですもん。

トヨタミライ燃料電池車もそうです。

一充填走行距離(参考値)650km(JC08モード走行パターンによるトヨタ測定値)

これ嘘です。燃料電池車は面白いもので満タン充填で冬は大体450kmくらい、夏は大体550kmくらいしか走りません。100kmも違うんではちょっといくらなんでも違い過ぎではないですか?特に冬なんて200kmも違います!

画像出典:トヨタ自動車

JC08モードとかいうのが燃費のからくりですが、同じ条件で走行させるために、国主導で自動車メーカー各社が資金を出し合って後楽園ドームくらいの全天候対応型のテスト走行コースをつくれないものでしょうか?

さて、今日のメイン話題英仏電気自動車に舵を切るでした。このブログでも何回も申し上げているように純粋電気自動車はクリーン排出車ではありません。何故なら家庭用電気から充電していますが、この家庭用電気は、石炭火力、石油火力そして天然ガス火力から作られています。これらの火力発電所は、盛大に窒素酸化物NOx、CO2その他有害物を排出しています。石炭火力がほとんどを占める支那では北京で前も見えないくらいのスモッグ、街を歩く人はマスクなしでは歩けないほどの酷い公害です。このスモッグは季節になると黄砂とともに日本にやってきます。横須賀の我が家でも白いクルマが黄色くなった程です。九州方面はスモッグの被害が出ているそうです。

純粋電気自動車は決してクリーンなクルマではありません

本当の意味でクリーンなクルマは燃料電池車です。水素を酸素と結合させてH2O水を作りますがその際の発電によってクルマを走らすわけですので。

全世界の純粋電気自動車の生産量の半分は支那で作っているそうです

どこまで本当かは判りませんが、下記の表を見てください。読み方も良く解らないメーカーが支那製です。

  1. Tesla Model S(米国)- 51,390台
  2. Nissan Leaf(日本)- 43,870台
  3. Mitsubishi Outlander PHEV(日本)- 43,259台
  4. BYD Qin(中国)- 31,898台
  5. BMW i3(ドイツ)- 24,083台
  6. Kandi K11 Panda EV(中国)-20,390台
  7. Renault Zoe(フランス)-18,846台
  8. BYD Tang(中国)-18,375台
  9. Chevrolet Volt(米国)-17,508台
  10. Volkswagen Golf GTE(ドイツ)-17,282台
  11. BAIC E-Series EV(中国)-16,488台
  12. Zotye Z100 / Cloud EV(中国)-15,467台
  13. Volkswagen e-Golf(ドイツ)-15,356台
  14. Audi A3 e-Tron(ドイツ)-11,962台
  15. Roewe 550 PHEV(中国)10,711台
  16. JAC i EV(中国)-10,420台
  17. Ford Fusion Energi(米国)-9,894台
  18. Ford C-Max Energi(米国)-9,643台
  19. Kandi K10 EV(中国)-7,665台
  20. Kia Soul EV(韓国)-7,510台
2016年 累計 前年比 2015年 累計
1. Nissan Leaf(日本) 51,882 118.3% 43,870
2. Tesla Model S(米国) 50,944 99.1% 51,390
3. BYD Tang(中国) 31,405 170.9% 18,375
4. Chevrolet Volt(米国) 28,296 161.6% 17,508
5. Mitsubishi Outlander PHEV(日本) 27,322 63.2% 43,259
6. BMW i3(ドイツ) 25,934 107.7% 24,083
7. Tesla Model X(米国) 25,299
8. Renault Zoe(フランス) 22,009 116.8% 18,846
9. BYD Qin(中国) 21,868 68.6% 31,898
10. BYD e6(中国) 20,610
11. BAIC E-Series EV(中国) 18,814 114.1% 16,488
12. BAIC EU260(中国) 18,805
13. Geely Emgrand EV(中国) 17,181
14. Zotye Cloud EV(中国) 16,417
15. Chery eQ(中国) 16,017
16. Ford Fusion Energi(米国) 16,009 161.8% 9,894
17. BYD e5(中国) 15,639
18. SAIC Roewe e550(中国) 15,145 141.4% 10,711
19. Volkswagen Passat GTE(ドイツ) 13,246
20. Zotye E200(中国) 13,154

表出典:三菱自動車 Wikipedia

下の画像は、支那製の純粋電気自動車です。支那では先ずエンジンをつくれません。また勿論ハイブリッド車もつくれません。だから構造の簡単な電気自動車に走るのですね。

画像出典:wikipedia 勿論どれがどのメーカーで名前がなにかもさっぱり判りません。なにか心なしか日産リーフに似ているクルマもありますね。

支那といえば、宇宙に進出したり(神州号)、戦闘機なんかも自前で作っているように見えますが、実はあれ、神州号はロシアのソユーズ、戦闘機は全てロシアのスホーイやミグのコピーです。エンジンもコピーしたのですが、やはり、仏作って魂入れず、どこか重要な部分で抜けているところがあり、所定の性能が出ないらしいです。また、航空ショウに出典したりしていますが、真っ黒い煙を吐いて飛行したり、評判芳しくありません。

 

コメントする

お名前・メールアドレス・コメントは必須です。
メールアドレスは公開されません。

トラックバックURL