スバル360が日本機械学会により機械遺産に選ばれました!

27 7月 2016

中島飛行機株式会社(昭和6年)を前身とする富士重工業が1958年(昭和33年)に世に送り出したスバル360が日本機械学会によって機械遺産に認定されました。中島飛行機は日本帝国陸軍正式戦闘機として名高い一式戦闘機「隼」や四式戦闘機「疾風」などを生み出しましたが、その技術を生かして作り上げた国産自動車です。まことにめでたいこと、先人のご努力に敬意を表します。ちなみに同時に機械遺産に登録されるのは、▽松川地熱発電所(岩手県八幡平市)▽二段膨張式船舶用蒸気エンジン(埼玉県東松山市)▽金銭記録出納器「ゼニアイキ」(東京都中央区)▽特許タツノ式ガソリン計量機・型式25号(横浜市)▽移動式ブラシ付門型自動洗車機(名古屋市)▽樫野埼(かしのさき)灯台の光学系機械装置(和歌山県串本町)です。

 

1958_Subaru_360_01

 

 

販売期間 1958年 – 1970年
設計統括 百瀬晋六
乗車定員 4人
ボディタイプ 2ドア セダン、オープントップ
3ドア ライトバン
エンジン 強制空冷2ストローク直列2気筒自然吸気 356cc
駆動方式 RR
最高出力 16ps/4500rpm
最大トルク 3.0kg・m/3000rpm
サスペンション 前:トレーリングアーム
後:トレーリングアーム
全長 2995mm
全幅 1300mm
全高 1335mm
車両重量 385kg
後継 スバル・R-2
-自動車のスペック表-

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