水素自動車(水素を燃やして走る自動車)について(1)

30 7月 2016

 

燃料電池車が話題沸騰ですが、昔から水素を燃やして走る「水素燃料自動車」というものがあります。水素自動車はFrancois Isaac de Rivaz(フランシス・アイザック・ディ・ライバス)という人が1807年!に発明しました。その後1886年にカールベンツによってガソリン自動車が発明されました。石油が採掘されるようになって当初は照明のため灯油として使われており、軽留分のガソリンは捨てられるか無駄に燃やされていました。1970年代に東京都市大学(旧武蔵工業大学)の古浜教授(故人)により自動車メーカ(日産・スズキ・日野)の協力をえて試作車が開発されました。最初は圧縮水素タンクを使用したが、後には液体水素を使用して航続距離を伸ばした。

・BMW
2006年に水素自動車として100台生産しましたが、航続距離が100kmしかないため、ガソリン燃料に切り替えできるようになっていました。また、液体水素は、断念処理が完全ではなく、現在の技術では2~3週間で大気放出されます。
・マツダ
一時期アメリカのフォードの傘下に入り、フォードが燃料電池の開発をしていたため、水素自動車の開発を行うようになりました。
2003年に、世界初の水素をつかったロータリエンジンを発表しました。その後、RX-8とプレマシーに搭載して発表しています。

 

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BMW水素自動車(7シリーズ)

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マツダ水素ロータリーエンジン

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マツダRX8水素自動車

 

 

 

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