自動車評論家国沢光宏氏のミライ評

30 7月 2016

自動車評論家の国沢光宏氏が2015年6月26日にネット配信記事「All About車・バイク」というコラムに面白いことを書いています。少し古くてすいませんが、掲載します。「燃料電池車「MIRAI」が納車されてわかった8つのこと」という題です。氏はトヨタミライが発売される4か月も前にトヨタと購入仮契約を結んだため、個人としては異例の早さの2015年5月には納車されています。わたしの場合は11月発表、12月購入仮契約だったのですが、納車されるのは約1年8か月後の2016年8月となりました。また、国沢氏は、ミライをラリーカーにしてドイツラリーや新城ラリーに積極的に参加されています。どこぞの池田某自動車評論家とはエライ違いです。さて、:

❶動力性能:車重1,850kg、最高出力154馬力/最大トルク34.2kgmでカムリHVと同じ感じ。日産リーフと比べると速く感じる。❷爆発の心配:ガソリンと比較しても水素は拡散性が高く非常に安全。車が潰れてもタンクは潰れない❸水素漏れは?:しない。1年充填したまま放置しても漏れない。勿論もっと長期間でも。❹満充填走行距離は?:水素タンクに約4.3kgの水素が入るという(注:充填圧力82Mpaの場合)。実用燃費は120km/kgmなので516km走る計算。ちなみに残量計ゼロまで水素を使用して満充填したら3.61kg入った。安心して使えるのは3.5kg程度までか。その場合の航続距離は430km。大雑把に言って400km走ると思えばいいだろう。❺水素の価格は?:JX日鉱日石は消費税込み1kgあたり1080円。東京ガスと岩谷産業が1188円。400km走って3.5kg入れたら4000円を少し下回る程度。ガソリン車に換算すれば、14km/Lくらいの燃料コストをイメージして頂ければいいだろう。もちろん利益が出るような価格じゃないと思う。❻水素スタンドはあるの?:少ないうえに17:00閉店(協定か?)で不便この上ない。❼ミライの納期は?:2018年以降。予約しないと今のままではいつまでたっても買えない。❽クルマの仕上がりは?:簡潔に表現すれば「最高です!」。静かだし、何より乗り心地の質感が歴代トヨタ車のなかで圧倒的に高い。

先のトピックスでは1kg大体100kmと書いたが、自動車評論家が120km/1kgくらいと書いているので信用してもいいと思います。

 

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自動車評論家国沢光宏(1958年生)

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水素ステーション

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充填量

 

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