8月10日千葉県市川市ペダル踏み間違い事故？

千葉県市川市で2016年8月10日、市川市東菅野交差点で衝突事故が発生しました。中年の女性(48)が運転する小型乗用車が他のクルマ2台に衝突し、その後約100m走って別のクルマに衝突し、さらに約150mほど先の住宅に突っ込んで最終的に停車しました。この事故では子供2人を含む5人が病院に搬送されましたが、何れも命に別状ないとのことです。警察は、「ひき逃げ」などの疑いで捜査を進める方針ですが、現場の状況などから女性は、事故直前に一時的に意識を失っていた可能性があるということです。（フジTV系FNNニュースより）

わたしはこの事故は、ペダル踏み間違い事故と思います。先ずどの時点で女性が意識を失い、どの時点で意識を取り戻したのかはわかりません。しかし、最初にクルマに衝突してから暴走した経緯は米国カリフォルニア州サンタモニカ・ファーマーズマーケット事故（既報と思いますが詳細については次明日のTopicsで取り上げます）のケースにそっくりです。

先ず最初の衝突についてはドライバーの女性が意識を喪失していた可能性があります。しかし、意識を失って衝突したときは、大抵その場で停止します。しかしその後の暴走について、人間は意識を失った場合、肉体は弛緩してアクセルを踏むことはできません。だからアクセルを意図的にあるいは無意識に踏んでいるからこそ車体は暴走します。例外的に癲癇の発作の場合は足を突っ張ってアクセルを踏み続ける可能性はあります。

わたしにはこの事故が典型的なペダル踏み間違い事故に見えます。