支那はEV化で世界の自動車産業を支配できるか?

09 10月 2017

支那政府は2019年に支那国内で販売する自動車の販売台数の10%以上をEV(電気自動車)など新エネルギー車にすることを自動車メーカーに義務付ける法律を発表しました。その背景には、自動車の「電動化」という技術革新を機に、世界の自動車産業で後塵を拝してきた中国の自動車産業を飛躍させることが狙いといわれていますが、果たしてそれができるでしょうか?

なるほど。

先ず、支那は自動車のエンジンを造ることができません。だから外観は真似できても心臓部を造れなければ、結局なにも造れないのと一緒です。前にもお伝えしましたがわたしの愛車トヨタエスティマ2.4Lアエラスのエンジンは当初支那で造られたものが装備されていましたが、5万kmくらいでエンジンオイルの消費量が異常に多いということで無償で日本製のエンジンに交換になりました。

同じ設計図を元に組み立てするだけなのに何故? わたしの推測は:

支那人の気質に原因があると思います。つまり「造っているものが自分のものでない」ときは品質維持なんてどうでもいいのです。日本人の監督がなにか言ってもその時だけいうことを聞いて、いなくなれば自分の好きなようにサボるという気質にこそ問題があります。仕事に対する誇りがないのです。

一方、電気自動車にはエンジンがありません。造るのはガソリン車に比べれば簡単です。そして自動車の歴史をみれば、電気自動車の方がガソリン自動車よりも早く登場しています。支那の技術力でも作れるのでしょう。

しかし、断言します。2017年現在の日本車やベンツ、ボルボなどの電子機器を搭載した水準のクルマを造ることはできないでしょう。エスティマのエンジンと同じです。

勿論、これとは反対のの意見もあります。なかなか説得力があるので転載します(転載元:ダイヤモンド・オンライン       ジャーナリスト井元康一郎氏10月5日記事より):

まず、技術的な問題ですが、これについては「ほとんど問題がないだろう」というのが、自動車業界関係者の一致した見方です。(大野意見:ホント?)中国製のクルマと言えば、今から10年ほど前に欧州の衝突試験で原型をとどめないほどに大破するなどして失笑を買っていたイメージがあります。しかし、「ここ10年間での性能、品質の向上は目覚ましいものがありました。

短期間で急激に中国メーカーが性能や品質を上げてきた背景には、設計技術の大幅な進化があります。昔は数万点という膨大な数の部品を寄せ集めてクルマを作るのは大変な手間と深い知見が必要でした。その領域に革命をもたらしたのがデジタル設計でした。

オーストリアにAVLというデジタル設計やシミュレーションのソフトウェアを作る会社があります。そのソフトウェアはもともとF1マシンを作るのに使われるようなハイエンド品でしたが、その技術を使った汎用設計ソフトを出したところ、世界の多くの自動車メーカーがそれに飛びつきました。AVLの関係者によれば、中国メーカーは同社のパッケージソフトに限らず、デジタル設計の導入にことのほか熱心だったということです。電気自動車設計のためですね。

支那にはなんでも2300万台の電気自動車の需要があるそうです。支那は電気自動車で世界の自動車産業を引っ張りたいようですが、世界中の自動車メーカーはまた、中国市場を狙って虎視眈々です。

動画出典:Youtube この中に中国製の純正部品が一体何パーセント入っているのでしょうか?

もう一つ忘れてならないのは支那の電気の作り方です。支那はほとんど石炭火力発電で電気を賄っているために、例えば北京では10m先もみえないほどのスモッグに覆われています。純粋電気自動車は、家庭用電気から充電します。お馴染み明治天皇の玄孫(玄孫)竹田恒泰さんの再々登場です:

動画出典:Youtube 竹田恒泰チャンネル

さて、全然ECOぢゃない純粋電気自動車をなぜ?みなさん寄って集(タカ)って褒めそやすのでしょうか?

エンジン車は、運転中でも圧縮比を変えられるくらい発達し、既に芸術品の息に達しています。何故これを止めるのですか?

つまり、電気自動車というものは、庶民を騙しての次世代へのお金儲けのようにしか見えないのですが・・・・。

支那がEVで世界の自動車市場を席巻するのは、無理無理・・・・。

世界の自動車産業を支配? 無理無理! 絶対無理!

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