ニッサンバイオエタノール燃料電池車カーボンニュートラルについて

16 8月 2016

本欄2016年8月15日Topicsで2020年発売予定のニッサンバイオエタノール燃料電池車のCO²排出に係るカーボンニュートラルの考え方で誤ってお伝えした部分がありました。陳謝するとともにカーボンニュートラルについて改めて正しい考え方をお伝えいたします。

糖からエタノールを作り、それを燃焼させた場合、化学式では次のように表されます。

C6H12O6 → 2 C2H6O + 2 CO2

2 C2H6O + 6 O2 → 6 H2O + 4 CO2

反応で生じたエタノールを燃やしても、元の植物体を燃やした場合と同様に、式の右側に表される二酸化炭素 (CO2) の総量は変わりません。(以上出典:かずさDNA研究所 http://www.kazusa.or.jp/j/bioenergy/bioenergy_1.html)

つまり燃やしたり改質したりしても生育するときに取り込んだ炭素量と排出する炭素量は同じということらしいです。

ニッサンのバイオエタノール燃料電池車は100%のバイオエタノールを使用するようなので(つまりガソリンなどの化石燃料と混合しないで使用する)、この意味からいって本当のカーボンニュートラルの実現となるようです。

 

無題

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