もらい事故の恐怖(2016年10月28日の上大岡軽トラックの事故)

29 10月 2016

対向車線から大量の水が・・・

今日2016年10月28日、本降りの雨中、所用で保土ヶ谷バイパスの一番右寄りの車線(高さ150cmくらいのコンクリート中央分離帯)を走っているとき、それは突然に対向車線からの大量の水をかぶりました。一瞬大量の水が見えて、フロントのウインドシールド全体を覆うほどの大量の水であり、勿論よける暇もなく、眼をつぶるだけでした。そのとき、咄嗟に思ったのが、水だからいいけど、これがクルマだったら??そして、対向車線から飛び込んできたクルマと衝突したあおりでまた、他車に衝突し、その人たちに怪我をさせたりした場合、わたしは、なにか罪(業務上過失傷害罪)に問われるのでしょうか?もしそうであれば、クルマは怖くて運転できなくなりますね。

踏み間違い事故

同じ日の午前8時5分ころ未だ雨は降っていませんが、京浜急行上大岡駅から西へ約200mくらい離れた横浜市港南区大久保1丁目の市道(幅員6m)で、軽トラックが軽乗用車に追突、軽自動車は追突された弾みで前の路線バスに追突し、軽トラックは横転して登校中の小学生の列の上に倒れかかりました。その下敷きになった小学生6歳男子児童が亡くなりました。軽トラックを運転していたのは87歳の男性で、積んでいる荷物は家庭ごみであり、男性は前日(!!)の27日にごみを捨てに行くといって自宅を出たとのことです(一日何をしていたのですか?)。家庭用ごみを捨てるため、一日前から家を出て頑張っていた、おじいちゃん。複数防犯カメラの記録映像によれば、軽トラックは追突した軽自動車に近づくほど加速(!?)していることが確認されました。これって、『AT車のペダル踏み間違い事故』ではないのかという疑問が心をよぎりましたが、しかし、世間の常識では軽トラックがAT車であるとは、考えにくいと思って調べて見ました。この事故車両の年式は判りませんが、事故車スズキ キャリーということで、軽トラックでAGS(セミオートマチック機構 オートマチック ギア シフト)を搭載しているようです。難しいことは抜きにして、要するにAT車と同じことです。だから運転者の足下にはペダルが2つしかありません。とすれば、納得が行きます。この事故は、ペダル踏み間違い事故です。29日になって、警察の調べに対して『ブレーキが効かなかった』と述べているそうですが、これは踏み間違い事故を起こしたひとがよく話すことです。クルマを停めようとしてブレーキを操作した筈だからです。トップページにも書いたように、クルマが一旦急加速状態に移ると人間の脳は簡単に機能不全状態に陥り、さらに生理的反射行動によって、ペダルをさらに踏みつけるという状態になり、ついには障害物に衝突します。その際、ハンドル操作もできなくなるようです。

 

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画像提供:Wikipedia

6歳の子供が犠牲になったことは、本当に心が痛みます。しかし、このような狭い通学道路をバスが通ったり、自動車が通るということに心の底から疑問を覚えます。だって6m道路ですよ!自動車を使う側からしても必要なのでしょう。しかし、これでいいのでしょうか?? また、この事故が本当にペダル踏み間違い事故によって発生したなら、みなさん本当にこのままでいいですか?

わたしには子供がいません。しかし、62歳のおじいちゃんですが是非子供がほしいと熱願しています。今朝(2016年10月29日)の一万歩ウォーキングをしている最中、小さい男の子が道端でシクシク泣いているのをみて、どうしたのと聞いてみるとどうも迷子のようです。うちが近いというので手を引いて家まで送ろうとしましたが、どこが家なのかはっきりしません。それで誘拐と思われても困るので、警察官を呼びました。そこで警察官から言われたことは、この子はこれが初めてではないということでした。何回も同じことをして保護されているのですという言葉でした。靴を左右逆に履いて、いまどきみすぼらしい服を着て、でもわたしと素直に手を繋いで歩いてくれました・・・・・。三歳といっていましたが可愛い子供でした。子供がほしいカップルは星の数ほどいて、でも、子供ができてもほったらかしで、警察のお世話になる人もいるのです。この子の親は、片親で生活保護を受けている人でした。でもこのお母さんを責める気にはなりません。一方、地域に密着している日本の警察って素晴らしいなーと思いました。

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