横須賀横浜延長道路正面衝突事故原因を推定する

18 12月 2016

2016年12月10日に発生した横須賀横浜延長道路正面衝突事故について

何回もご報告しているところですが、昨日12月17日に同道路を通行した際、気が付いた点があります。それは、下り線佐原本線料金所は、通常3レーンあり、向かって左側から一般、一般、ETC専用レーンとなっています。そしてここを通過して1車線の通行帯へと収束していきます。白いオープンカー(BMW Z4?)が最初に衝突したと思われる衝突痕は、この1車線に収束していくところの左側側壁にありました。そして、下り車線、上り車線を横断し上り車線側の側壁に衝突、黒いSUV車に衝突後上り車線を約50mくらい逆走して、センターライン付近で停止、炎上しました。また、12月17日は、向かって一番左側の一般ゲートが封鎖されていました。閉鎖ではなく封鎖です。それで、すぐにピンときました。

この事故原因に対するわたしの推理は以下の通りです。

白いオープンカーは、下り車線を走行してきて佐原本線横浜横須賀道路料金所に差し掛かり、停止乃至は速度を落とすためブレーキを踏んだところ、車両が突然加速を始めたため、運転者は『ペダル踏み間違い事故』の通りのリアクション(アクセルを継続して踏み続けること)となりました。一番左端の料金所ゲートをかろうじて通過しましたが(左端ゲートが封鎖されているということは通過時に料金所乃至はゲートバーに損傷を与えている可能性が高いと思われます)、速度はさらに上がって車両は制御不能となり、左端ゲートを通過後直進した位置にある側壁に激突し、弾みで右に逸れ、下り車線を横断し上り車線側の側壁に衝突し、さらに向きを馬堀海岸方向に向けて、たまたま通りかかったSUV車と正面衝突しました。SUV車は衝突した付近で停止しましたが、白のオープンカーは、アクセルを踏み続けているために、出火してもさらに約50m走行しセンターライン付近に漸く停止しました。

この事故は『ペダル踏み間違い事故』であると思います。また、この事故は、時速60kmくらいからも発生しているという報告があります(NHKクローズアップ現代平成16年?頃)。

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ETCレーン

画像出典:Wikipedia 横浜横須賀道路佐原本線料金所下り線

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