「これ、離陸するの?」バイクのように伸び上がる怒涛の加速 ホンダ・シビックTYPE R

10 12月 2017

ホンダシビックといえばファミリーカーの代名詞のような存在でした。それがだんだんと変な方向に発展してきて、遂には、320馬力450万円(消費税込)というクルマを2017年9月に登場させました。

1987年当時、小さいクルマでした(全長×全幅×全高 3.81m/1.63m/1.34m)。それが今度のタイプRでは、(全長×全幅×全高 4.56m/1.875m/1.435m)です。

ここで取り上げたのは、他でもないこの表題をみてください。「これ、離陸するの?」 なんて馬鹿げたタイトルでしょう!? 大体シビックは当初100万円を切るような価格設定をされた家族向けのクルマだったのです。

それが320馬力450万円とは!? ほんとうに加速力を競うなら「EV 電気自動車」のほうがいいに決まっています。何故ならガソリンエンジン車のトルク(車輪を回す力)は、エンジンの回転とともに徐々に上がってくるのに比較して、EV車は、一瞬でトルクが立ち上がるからです。それは、新幹線の加速を思い浮かべてください。

確かにこういうクルマに魅力を感じるひとも多いかもしれません。スピードが速いということは人間(狩猟者)の本能だそうですから。つまり、人より早く走れば早く獲物にありつけるという本能です(九州大学名誉教授 松永勝也さん)。

考えてください。日本の高速道路は最高速度時速100km(第2東名では時速110km試行中)です。どこで320馬力の性能を発揮するところがあるのでしょうか?

甚だ反社会的です!

次の動画はこのシビックタイプRが箱根ターンパイクを試乗している様子です。実に馬鹿馬鹿しいばかりではなく、他のクルマをも危険に曝すような危険走行です。

 

動画出典:Youtube

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