自動運転列車(シーサイドライン) 逆走!

02 6月 2019

自動運転でとんでもない事故が発生しました。2019年6月2日現在復旧の目途は立っていないそうです。レールの上を(決まったところを)走行する列車が逆走するというのは一体なんででしょうか??

原因究明中に憶測でものをいうのはいいことではないでしょうが、いま考えられることは、人間がやったのではないかということです。あるいは、仮に人間がまちがった操作をしても、それを認識して事故に至らないようにする機能が無いということです。

画像出典:Wikipedia

お馴染み産経新聞WEB版から:

シーサイドライン25メートル逆走し衝突、15人重軽傷 横浜・新杉田駅

1日午後8時15分ごろ、横浜市磯子区の新交通システム「シーサイドライン」新杉田駅で、無人運転の車両が逆走し、車止めに衝突した。神奈川県警磯子署によると、15人がけがをして病院に搬送され、うち6人が骨折などの重傷。いずれも命に別条はない。 新交通システムでの車両逆走は異例。運輸安全委員会は鉄道事故調査官を現地に派遣した。県警は業務上過失致傷容疑を視野に捜査する。
県警によると、車両は新杉田発並木中央行きの5両編成で、約30人が乗車。車両のドアが閉まって出発しようとしたところ、約25メートル逆走して車止めにぶつかったという。運営会社によると全線運休しており、再開の見込みは立っていない。 シーサイドラインは横浜市が出資する第三セクター「横浜シーサイドライン」が運営。平成元年7月に開業した。新杉田駅と金沢八景駅(同市金沢区)の約11キロを結び、無人運転の電車が高架軌道上を走る。
シーサイドラインのシステムについて:
朝日新聞デジタルから(朝日新聞はヅラモン記事が多いけどここしか見つからなかったので):

路線データ記憶し自動運転 逆走したシーサイドライン

6/1(土) 22:39配信

朝日新聞デジタル

 1日夜に新交通システム「シーサイドライン」(横浜市)で起きた逆走事故。運転士を置かない無人運転のシーサイドラインは、自動列車運転装置(ATO)で運行を制御している。

車両に搭載した装置は路線の全データを記憶しており、駅側からの情報と、自動列車制御装置(ATC)の信号などを加味して速度を決め、車両の装置から実際の走行距離を検出。次の駅で自動的に停車する仕組みだ。

東京都の新橋―豊洲を走る「ゆりかもめ」(東京臨海新交通臨海線)や東京都交通局の「日暮里・舎人ライナー」なども同様の自動運転方式を採用している。

JR東日本でも山手線で導入を検討しており、新型車両を使った走行試験を始めている。

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世の中自動自動の花盛り。自動は便利だけど、警鐘を鳴らす結果になりましたね。

レールの上を走る電車でさえこのありさま。自動車で公道を走る自動運転車はハードルが高いですね。

今後事故原因について追跡していきます。

 

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