テスラモデルS死亡事故 米国公式報告書その2

03 2月 2017

今後この件については、報告書の中で事故原因の『キモ』と思われる部分について翻訳していきたいと思います。

特に今回の事故では、何故AFB自動緊急ブレーキシステムが働かなかったのかが最大の疑問です。勿論、作動しなかったという『誤作動』という側面がありますが、とすればテスラのレベル2自動運転に対する運転者への周知徹底の甘さが指摘されなければなりません。みなさんレベル2という自動運転は、常時運転者がシステムの監視を行い、何かシステムに異常があればすぐに運転の制御を取って代わらなければなりません。つまり、手動運転と何ら変わりません。また、日常の常態では自動運転は大体うまくいきますから運転者の心に自動運転に対する過剰信頼(オーバーリライアンス)が生まれてきて、運転を取って代わらなければならない状況で心の躊躇が発生します。すなわち、すぐ取って代われない状況は、クルマの運転では、地上に障害物が多く上空である程度余裕のある飛行機と違って事故に直結する惧れがあります。

NHTSAのテスラ事故に関する報告書の訳文です。

テスラ事故ODI

 

コメント

  1. ピンバック: テスラ再び | ペダル踏み間違い事故防止

    • 大野一郎 より:

      岡崎さま コメントありがとうございました。ブログで取り上げたプロパイロットでの事故、確かに先行車をロックしているかいないかの表示がないと思いますが、事故の原因は、1.夜間2.降雨3.先行者の色黒が相まって先行車を認識できないまま追突したものです。プロパイロットはアイサイトと同じようにカメラ(ただし単眼)で障害物の認識をしています。ロックしているかしていないかの表示の出る出ないは大変重要なことです。ただ、自動ブレーキ全般にいえることですが、自動ブレーキ(自動装置のロジックから)は直前にしか効きませんので、ロックしたしないの表示があっても、ぎりぎりブレーキになるでしょうね。今後ともコメントお待ちしています。ありがとうございました。
      大野一郎

  2. ピンバック: 2件目の「自動運転」死亡事故(アメリカ アリゾナ州) | ペダル踏み間違い事故防止

  3. ピンバック: 自動ブレーキ作動せず!の事故 | ペダル踏み間違い事故防止

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