自動運転タクシーは まやかし!

29 8月 2018

まやかし=ごまかし、いんちき・・・とは穏当な表現ではないです。解っています。しかし、そういわざるを得ないですぅ。何故か??

自動運転は自動運転です。しかし、レベル2の極めて初期段階の「自動運転」なんですぅ。それをマスコミは正しく報道していないです。あたかも電車に乗るがごとくの自動運転が実現するかのような報道をしています。

自動運転は機械が行います。機械ですから当然誤作動・不具合が発生します。その時どうするか?

2018年現在のレベル2、3自動運転では、人間が即時クルマの制御をとって代わるようになっています。つまり、人間がレベル4完全自動運転を実現するAI(人工知能)の代わりを務めるようになっているのです。そこでこの記事です:

2018.8.25 13:42配信)

自動運転タクシーを公開 公道での営業走行は世界初

自動運転タクシーサービスの実証実験開始を控え東京都などは25日、報道陣向けの試乗会を行った。実証実験はタクシー大手の日の丸交通と自動運転ベンチャー企業のZMPが行うもので、都が実用化のため両社に1千万円を補助した。乗客を乗せた自動運転タクシーが公道を営業走行するのは世界初で、2020年東京五輪・パラリンピック開催前の実用化を目指す。 実験区間は「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」(東京都千代田区)と「六本木ヒルズ」(東京都港区)間の約5・3キロで1日4往復する。この日は、実験区間の一部で報道陣を乗せて自動運転で走行した。

 運転席には緊急時に備えて日の丸交通の運転手が座るが、ハンドル操作やアクセル、ブレーキは自動運転。トヨタ自動車のミニバン「エスティマ」をベースに、ZMPの自動運転システムを搭載した。この日は交差点での停車・発進や右左折、車線変更まで、自動運転でスムーズに行った。

日の丸交通の富田和孝社長によると、外国人観光客が増加傾向にあることからタクシー需要が増えつつある一方、慢性的な運転手不足にあるといい、「国には法整備を進めてもらい、実用化を実現したい」と話した。 実験は8月27日~9月8日で、専用のスマートフォンアプリを使って到着したタクシーのドアを開ける仕組み。料金は片道1500円で、事前登録したクレジットカードで支払う。

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日の丸交通の富田和孝社長によると、外国人観光客が増加傾向にあることからタクシー需要が増えつつある一方、慢性的な運転手不足にあるといい、「国には法整備を進めてもらい、実用化を実現したい」と話した。

日の丸交通の社長は、慢性的な運転手不足だから自動運転を導入したいとのこと。

しかし:

※2020年の東京オリンピックに間に合わせたいとの意向ですが、2020年までに人工知能を搭載できますか??

できなければ人工知能の代わりに何か不具合が発生したときに備えて「運転者」を運転席に置かなければならないのです。運転者を置くということは、運転者不足の解消にはなりませんね。

ただひとつ、いえることはこの「運転者」は、2種免許を必ずしも所持しなくてもよい可能性があります。運転は自動装置が行い、運転者は自動装置不具合時のリリーフですから。

動画出典:youtube

そりゃ世界初でしょうよ。しかし、本質を誤ってはいけないです。このタクシーには運転者を乗せなければならないのです!

そんな自動運転になんの価値が??

日の丸交通、ZMT、みなこの辺の事情は知っていると思います。

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