高速で事故の女性、車外に投げ出されはねられ死亡

07 11月 2016

車外に投げ出されて後続車にひかれてしまうこと

最近よくニュースで聞く、高速ではねられて死亡するという事故。2016年11月6日に発生したこの事故の概要は以下の通りです。:

2016年11月5日午後6時25分ごろ、二本松市の東北道二本松―本宮インターチェンジ(IC)間上り線で、郡山市、会社員、女性(20)が男性の乗用車にはねられました。20歳の女性は約1時間後に死亡しました。また、南会津町の女性(19)も足の骨などを折る重傷。
県警高速隊と安達地方消防本部によると、20歳の女性と南会津町の女性が乗った乗用車が単独事故を起こし、エンジンルームから出火しました。この事故の衝撃で20歳の女性が車外に投げ出され、道路に倒れていたところを後続の男性の乗用車がはねたとみられます。男性が「道路上で倒れている女性をひいてしまった」と110番通報しました。事故の影響で東北道福島西―本宮IC上り線は午後6時35分から、一時通行止めとなりました。

どのような車両に乗ってどのような単独事故を起こしたのかこれだけでは全くわかりません。そのため、亡くなった女性がシートベルトをしていたのか、していなかったのかも解りませんが、していたとしたら何故、シートベルトから外れて車外に飛び出したのかという重要な問題があり、また、11月5日の午後6時25分頃ならば、あたりは真っ暗だったと思います。後続車の男性はハイビームにしていたのかロービームだったのか?

走行用照明はハイビームが基本

道路運送車両法によれば、走行用照明はハイ・ビームが基本です。しかし、対向車とのすれ違い及び先行車との距離によっては当然ロー・ビームにしなければなりません。しかし、何メートルくらいが妥当な距離なのか?

世の中には便利な安全機能があります。ハイビーム・ロービーム自動切り替え装置です。わたしのクルマにも装備していますが、それは便利な装置です。

 

動画出典: トヨタ自動車

単独事故が発生したことは、なんとも言いようがありませんが、何故二次事故を防げなかったのかということがポイントになります。後続車がもし、ハイ・ビームで走行していたら、道路に投げ出された女性を早期に発見できたのではないかという疑問がどうしても湧いてきます。20歳の女性が亡くなったことは本当に心が痛みます。

この事故は、犯罪捜査ではなく事故原因調査がぜひとも必要です。

 

動画出典:youtube

 

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画像出典: 東京海上火災 株式会社デンソー

 

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