シートベルトとエアバッグの効果 実験映像

08 11月 2016

今更ですが、シートベルトというのは凄いです。

1959年 3点式シートベルト

ボルボのエンジニア、ニルス・ボーリンほど多くの命を救った人物はそう多くはいないでしょう。ボーリンは、PV544に初めて搭載された3点式シートベルトの開発者です。ボルボは、誰もがこの技術の恩恵を得られるよう特許を無償公開しました。以来、このシートベルトは100万人を超える人々の命を救ったとされています。(以上VOLVOの広告文より)そして何より大事なのは衝突実験に使用されるダミー人形です。以前ニッサン自動車の厚木研究所で見せてもらったダミー人形には感心しました。

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画像出典:VOLVO 右:ニルス・ボーリン 左:VOLVO PV544 (1949-1960)

百聞は一見にしかず、動画をごらんください。

 

動画出典:youtube 時速40kmの衝撃 (前席)

 

動画出典:youtube 時速40kmの衝撃 (後席)

動画を見てお解りのように衝突すると、シートベルトで体は守られますが、首を支点として重い頭は、前に振られてクルマのダッシュボードやハンドルにぶつかります。そのためにエアバッグがありますが、衝突する角度によってはエアバッグがまるで効かないことがあります。

その衝突実験(保険会社主催)で成績が悪いクルマの動画です。

 

動画出典:youtube

 

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