75歳以上なお高水準=運転の死亡事故、昨年41件減-警察庁まとめ

05 5月 2018

前回投稿の関連記事です。

75歳以上の死亡事故について2016年警察庁統計がでました

(2018年2月15日配信)

昨年1年間に全国で発生した75歳以上のドライバーによる死亡事故は前年比41件減の418件だったことが15日、警察庁のまとめで分かった。死亡事故全体に占める割合は12.9%で0.6ポイント減少した。ただ運転免許保有者10万人当たりの件数で見ると、75歳未満の2倍以上の7.7件で、依然として高水準が続いている。

画像出典:警察庁 時事通信社

昨年3月に75歳以上の認知症対策を強化した改正道交法が施行されたが、警察庁の担当者は「減少はわずかで、増加傾向を打ち消すに至っていない」と分析している。
418件を類型別に見ると、電柱など工作物への衝突や路外逸脱など「車両単独」が168件で全体の40.1%を占め、75歳未満の22.9%より割合が高かった。
人的要因別では、ハンドルなどの「操作不適」が最も多い130件で全体の31.1%を占めた。このうちブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故は26件で6.2%を占め、0.8%だった75歳未満の8倍近かった。

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時事通信社別の記事から:

身体能力低下時が7割=高齢者の運転免許返納-内閣府調査

内閣府は19日、運転免許証の自主返納制度に関する初の世論調査結果を発表した。それによると、70歳以上の免許保有者の96.7%が制度の存在を認識しており、免許証返納のタイミングは「身体能力の低下を感じたとき」が74.3%に上った。ただ、身体能力低下を自覚するための「運転適性相談」を知っている人は4割程度にとどまった。
免許証返納の時機について複数回答で聞いたところ、最多の「身体能力の低下を感じたとき」以下は、「家族や医者に勧められたとき」26.3%、「公共交通機関が充実し運転の必要がなくなったとき」17.4%、「交通事故を起こしたとき」10.9%と続いた。「返納するつもりはない」は9.2%だった。(2018/01/19-17:15)

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画像出典:Wikipedia

なんかこの画像をみると如何にも善人ぶったひとたちがうっとおしく思えるのはわたしだけでしょうか?

ペダル踏み間違いは認知症と関係しません!

この運転者(85歳男性)は、家族に隠れて運転を続けていました。その理由は、やはり高齢のガールフレンドをクルマに乗せてあちこち送るためでした。そしてこの事故になるわけですが、「ペダル踏み間違い」は、認知症と関係しません。

 

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