迷惑運転多発の公道カート 国交省が道路運送車両法の基準改正検討

07 6月 2017

マリオカート公道を走る!

都内を走行していて、奇抜な服装でゴーカートに乗っている人たちを見かけたことがあるでしょうか?マリオカートといいます。つまりマリオカートとは任天堂のパソコンゴーカートゲームです。

画像出典:Wikipedia 任天堂

ゲームセンターや自宅でマリオカートゲームに打ち興じるのはいいですが、ゴーカートを改造して保安部品を装着し、公道を走れるようにしたひとがいます。勿論、お金儲けのためです。以下産経新聞WEB版2017年6月5日記事<川畑仁志>より抜粋です。

カートは遊園地のゴーカートに似ており、都内には複数のレンタル業者がある。全長約2メートル、幅約1メートルの1人乗りで、ライトや方向指示器などが付いている。排気量50cc以下のエンジンを積んでおり、座席が路面と近いことからスピード感を味わえる。警察庁が所管する道交法では、カートは「ミニカー」という自動車として扱われ、運転には普通自動車免許が必要になるが、時速60キロの法定速度で乗用車と同様に一般道を走行できる。ヘルメットの着用義務や2段階右折の必要もない。一方、国交省が所管する道路運送車両法では、排気量50cc以下のため「原動機付き自転車」に区分されており、シートベルトを設置しなくてよい。このため、衝突した場合は車外に投げ出され、大けがをする危険性がある。また、カートは車高が低いため、大型車など周囲の車両の死角に入りやすく、事故につながる恐れもある。

画像出典:Wikipedia

上の画像をご覧になるとお分かりになりますが公道上で通常の自動車車両と完全に混じって走っていますが、このカートにはシートベルトもないし、乗員がヘルメットをかぶる必要がないそうです。普通のクルマとは走行性能も違うのに同じ道を走行するのは危なくないですか?しかもカートを借りるのは外国人観光客が多いとのことです。事実下記のような事故が頻発しているようです。

マリオカート事故

2017年3月6日、韓国人女性運転のマリオカートが東京都港区芝公園の交番に突っ込む事故が発生。

警視庁によると、2017/04/13(木) 13:30ごろ、東京都港区三田の国道で、旅行中の韓国人女性(25)が運転するレンタルカートが、駐車中だった乗用車に追突する事故があった。

この2つはともに東京都港区で発生しているので同じところから借りたと考えられます。

画像出典:Wikipedia

動画出典:youtube 任天堂

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