死亡事故の救急隊員逮捕される

29 12月 2018

事故というのは到底避けられない状況だから発生します。だから事故です。ましてや救急車は交通ルールを破る運行をします。車内の付き添いさんが死亡した当事故、どんな状況だったのでしょうか?:

救急車事故で消防官逮捕、宮城

12/28(金) 22:48配信

共同通信

 宮城県登米市で緊急走行中の救急車がトラックに追突し、救急車に乗っていた会社員の女性らが死傷した事故で、県警高速隊は28日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで、救急車を運転していた気仙沼・本吉地域広域行政事務組合消防本部(同県気仙沼市)の消防官小山潤容疑者(24)=気仙沼市唐桑町=を逮捕した。

逮捕容疑は27日午後2時ごろ、登米市の三陸自動車道上り線で、救急車を運転中、トラックに追突。搬送中の男性(68)に付き添っていた気仙沼市の会社員加藤君子さん(56)を死なせたほか、トラックの運転手の男性(52)や別の消防官2人に軽傷を負わせた疑い。

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事故発生後の新聞記事、河北信報(宮城県)ON LINEニュースより:

救急搬送中、トラックに追突 救急車内で付き添い中の女性死亡 宮城・登米の三陸道

前方が大破した救急車=27日午後3時45分ごろ

 27日午後2時ごろ、宮城県登米市東和町米谷の三陸自動車道上り線で、負傷者を搬送中の気仙沼・本吉地域広域行政事務組合(宮城県気仙沼市)の救急車が、路肩に寄せていたトラックに追突した。救急車には計5人が乗っていて、負傷者に付き添っていた同県気仙沼市入沢、会社員加藤君子さん(56)が腹などを強く打って死亡した。
負傷して搬送されていた同市幸町3丁目、会社員伊藤実さん(68)が胸に重傷を負い、救急隊の20~30代の男性隊員3人と、トラックの男性会社員(52)が軽いけが。宮城県警高速隊が自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで調べている。
救急車を運転していたのは気仙沼消防署古町出張所の男性消防官(24)。
高速隊によると、現場は三滝堂インターチェンジ(IC)から登米東和ICに向かう片側1車線の下り坂の緩い左カーブ。トラックは後ろから近づいてきた救急車に道を譲ろうと左側に寄ったが、救急車の左前部とトラックの右後部が衝突した。
同組合によると、救急車は27日午前11時50分ごろ、気仙沼市内の会社で伊藤さんが階段から転落したとの119番を受けて出動。市内で受け入れ先が見つからず、石巻市の病院へ向かう途中だった。当時は赤色灯をつけ、サイレンを鳴らしながら走行していた。加藤さんと伊藤さんは勤務先の同僚だった。
同組合消防本部の森浩一消防次長は「搬送途中での事故で深くおわび申し上げる。安全管理について職員と情報を共有し、再発防止に努めたい」と話した。

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これね、トラックが救急車の位置を確かめずに左に寄ったように見えますね。救急車は左から追い越そうとしていたのではないか? いずれにしても逮捕する必要があったのでしょうか?

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