2016年6月ミラーレス車が解禁に！

この記事を読んですぐ頭に思い浮かんだことは法律で決められたフェンダーミラーしかなかった頃、ドアミラーしかなかったアメリカ車の非関税障壁撤廃の圧力に負けてドアミラー解禁になりました。昭和58年（1983年）のことです。フェンダーに穴を開けたりしなくてもよいので工作が容易なこととデザインが良いことも合わさって急速に普及しました。わたしは恰好が良いのと周囲がよく見える気がしてドアミラー派でした。タクシーなどでは行政指導などがないのにも拘わらずフェンダーミラーの車両が多いのは、運転手さんからの要望が多いからだそうです。こちらの方が良く見えると考えておられる方が結構いるようです。また、フェンダーミラーはドアミラーに比較して視線を大きく動かさなくても見えることや助手席の人に邪魔されることなく見られる利点もあります。さて、2016年6月にミラーレス車両が解禁になるそうです。ミラーの代わりにカメラを設置してドライバーの視界から死角をできるだけ排除することが目的とのこと、大変良い試みと思います。ただ電子部品式なので故障は本当に突然に来ます。機械の場合は悪くなる時は徐々に悪くなっていきます。とはいえ、後方視界モニターのカメラや前方側方カメラは随分長いこと使っていますが一度も壊れたことはありません。（下のミラーレスカメラの写真は「人とくるまのテクノロジー展2016」より）