男気を誘うオーバー400馬力!でもクルマは包丁と同じです

03 12月 2019

元走り屋オヤジ御用達! スポーツカー顔負けの400馬力オーバー激速セダン5選

12/3(火) 11:40 2019年配信

WEB CARTOP

スカイライン400Rをはじめ、国産車でも400馬力を発揮する
日産スカイラインのマイナーチェンジで登場した新グレード「400R」は、その名の通り400馬力オーバーの3リッターV6ツインターボエンジンを搭載したことで話題を集めた。初期受注では4台に1台が「400R」だというのも驚きだった。なにしろ400Rのメーカー希望小売価格は562万5400円とけっして手ごろな価格ではないからだ。しかも、このグレードにはスカイラインのマイナーチェンジにおける、もう一つのトピックスであるハンズオフ走行が可能な先進運転支援システム「プロパイロット2.0」は設定されていない。ユーザーは純粋にハイパワーセダンを求めている。
1)日産スカイライン400R 【405馬力(298kW)/6400rpm・475Nm/1600-5200rpm】

 あらためて日産スカイライン400Rについて整理しておこう。エンジンはスカイライン史上最強といえる「VR30DDTT」。日産のエンジン型式の読み方に通じている人ならば、これが直噴エンジンのツインターボであることはひと目でわかるだろう。各バンクに与えられたターボチャージャーは小径タービンを採用したもので、レスポンスとピークパワーのバランスを考慮したもの。インタークーラーは日産の国内向けモデルでは初めてとなる水冷式で、吸気温度をしっかりと管理する。

元走り屋オヤジ御用達! スポーツカー顔負けの400馬力オーバー激速セダン5選

エンジンは「VR30DDTT」を搭載

2)レクサスLS500 【422馬力(310kW)/6000rpm・600Nm/1600-4800rpm】

 国産の4ドアセダンで、スカイライン400Rを超えるパワーを持つモデルといえば、レクサスLS500が挙げられる。トヨタの新世代V6エンジンである「V35A-FTS」は、総排気量3444ccのV6ツインターボ。燃料噴射はポート噴射と筒内直噴を組み合わせたD-4STとなっている。その最高出力は422馬力とスカイラインを上まわる。車格が異なるので、どちらが速いという比較は野暮といえるが、国産FR車としては最強ターボエンジンを搭載しているといっても過言ではない(四輪駆動も設定している)。

WEB CARTOP

3)アウディA8 60 TFSI quattro 【460馬力(338kW)/5500rpm・660Nm/1800-4500rpm】

 レクサスLS500の属するフラッグシップサルーンのカテゴリーには400馬力を超えるモデルは少なくない。たとえばアウディの4ドアセダンにおけるトップモデル「A8」に用意される60 TFSI quattroのエンジンは総排気量3996ccのV8ターボ。その最高出力は460馬力を誇る。トランスミッションは8速ATのTiptronic、駆動方式は当然4WDだ。

駆動トルクは前40:後60の配分を基本に、前70:後30~前15:後85の範囲でアクティブにコントロールするものになっている。48Vのマイルドハイブリッドが組み合わせられているのもアウディのイメージにぴったりで、洗練された知性を感じさせる。

4)メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+ 【612馬力(450kW)/5750-6500rpm・850Nm/2500-4500rpm】

 標準ラインアップにプラスしたハイパフォーマンス仕様というのは各ブランドが用意しているが、その代表格といえるのがメルセデスのAMGだろう。Eクラスには3種類のAMGが設定されるが、そのトップグレードがE63 S 4MATIC+。その心臓部は総排気量3982ccのV8で、二つのターボチャージャーはバンク間という最短距離の位置に置かれている。インタークーラーは空冷式、最高出力は驚異的な612馬力となっている。こうなると後輪駆動で受け止めるのは難しく、9速ATを介して四輪に駆動力が分配されている。そのATはトルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを使うことでダイレクト感を高めたAMG専用ユニットだ。

とはいえ、燃費性能へのニーズも応えるために低負荷時の気筒休止機能も備わっているのも現代的。ちなみに、EクラスのAMGには3種類あると書いたが3リッター直6ターボの最高出力は435馬力で、ローパワー版のV8エンジンは571馬力。どれを選んでも400馬力オーバーのハイパフォーマンスが楽しめる。

元走り屋オヤジ御用達! スポーツカー顔負けの400馬力オーバー激速セダン5選

5)キャデラックCTS-V 【649馬力(477kW)/6400rpm・855Nm/3600rpm】

 ゼネラルモーターズのキャデラック・ブランドでは車名の最後に「V」が加えられているのがハイパフォーマンスモデルだ。日本に正規導入されているCTS-Vは、いかにもアメリカ車らしい総排気量6156ccのV8“OHV”スーパーチャージャーエンジンを搭載。649馬力の最高出力を、8速ATを介して後輪だけで駆動するという漢気溢れるプロフィールも、マッスル感あふれるもの。

カーボン製のエンジンフードに設けられたエアアウトレットが、エンジンの発する熱量を予感させ、レカロシートやブレンボ製ブレーキといったブランドアイテムがスポーツセダンとしてのキャラをアピールする。それでも気筒休止機構が備わっているのは、ハイパフォーマンスモデルに対する時代の要請といえるだろう。

山本晋也

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

クルマは包丁と同じ。使い方を誤れば「凶器」になります。そんなこと判っていてなお儲けたいからこういうクルマを出すんでしょ。上記自動車ヒョーロン家の山本晋也さんはそのお先棒担ぎ。

こんな高性能車を購入したらつい、スピードや加速を楽しみたくなりませんか?

一方、先に投稿した東池袋の踏み間違い事故、遺族の叫びなど:

厳罰望む39万筆署名ー東池袋事故を考える

こういう交通事故について、メーカーや自動車ヒョーロン家のみなさん、考えることがあるのではないですか?

 

コメントする

お名前・メールアドレス・コメントは必須です。
メールアドレスは公開されません。

トラックバックURL