東名高速事故 石橋和歩は本当に反省しているか?

29 11月 2018

東名高速で夜間、追い越し車線に強制的に停車させられ後続車の大型トラックに追突されて「殺された」事件です。

東名夫婦死亡事故、石橋和歩の今

この裁判が2018年12月から開始されます。以下TBSニュースから:

なくせ!危険運転、両親失った姉妹「“反省”本当か聞きたい」

11/29(木) 0:50配信

 

 去年6月に起きた東名夫婦死亡事故で、被告の男の裁判が来週から始まります。裁判を前に両親を亡くした姉妹がJNNの取材に心境を語りました。一方、今回の裁判には、ある「法律の壁」があると指摘されています。

「パパが着てたやつ」(次女)
Q.シロクマは?
「ママの枕、元枕」(次女)

そう話すのは、去年突然、両親を亡くした姉妹。

「今も(事故のことを)思い出すけど、思い出さないように学校の楽しかったこととか考えながら、夜寝るようにしています」(長女)

去年6月、神奈川県の東名高速道路で、あおり運転を受けて、追い越し車線に停車させられた結果、後続のトラックが追突。姉妹の両親である萩山嘉久さん(当時45)と友香さん(当時39)が死亡しました。

パーキングエリアで萩山さんに注意されたことに腹を立て、高速道路上で執拗なあおり運転を繰り返したのは、石橋和歩被告(26)です。

「悪いことをしたと思っとる」(石橋被告)

石橋被告は、拘置所での面会取材に対し反省の言葉を口にしましたが、長女は・・・

「本当に反省しているのかなって思ったし、あまりにも軽々しくて」(長女)

「反省がどこまで本当なのか、裁判で聞きたい」と話します。

裁判では、量刑の重い「危険運転致死傷罪」が認められるかが争点となります。一方の弁護側は「運転行為によって起きたとは言えない」として、危険運転致死傷罪にはあたらないと真っ向から争う方針ですが、そのワケは・・・

「危険運転致死傷罪はもともと、運転しているときに起きたことを問題にする」(高山俊吉 弁護士)

専門家は、運転している際に起きた事故ではないので、危険運転致死傷罪に問うのは難しいと話します。しかし、検察側は、危険運転致死傷罪が認められなくても、最高刑が同じ20年の「監禁致死傷罪」に該当すると主張する方針ですが・・・

「時間がわずか2分で、監禁になるのかという問題がある」(高山俊吉 弁護士)

場合によっては、「危険運転致死傷罪」と「監禁致死傷罪」のどちらの罪にも問えない可能性があると、厳しい指摘する専門家もいます。

人の命に係わる事故を起こしかねない危険運転。長女は、こうした「法律の壁」に対してこう語ります。

「(危険運転が)肯定されてしまう世の中になってしまうかもしれないから、それはダメなんじゃないかって思います。今後もし、きっとこういうこと(あおり運転による事故)があると思うんですけど、起こった場合に楽にその刑に当てはまるような物事が進められるように法律がちょっとでも変わったらな」(長女)

飲酒運転による事故で被害者が死亡した場合、アメリカでは「第2級殺人罪」が適用されるそうです。

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