アクアライン239キロバイクで爆走「動画シリーズ化も考えた」 

31 3月 2018

ほんと、こういう人がいるから交通事故が絶えないのです! 33歳にもなって時速239kmで何かあったら即大事故、自分も死ぬということがわからないのでしょうか?

わが国の場合、交通事故を起こして人身を傷つけたり死に至らしめた場合、運転者は刑事罰に処せられます。つまり犯罪者です。飲酒運転で事故を起こし、人を傷つけたり、死亡させたりした場合、米国では交通事犯ではなく、B級(未必の故意=人を傷つけるつもりはなかったが、結果としてそうなることを予見できた)殺人罪に問われます。

このひとの239km/hでの走行は、十分『未必の故意』にあたります。そう、殺人未遂罪です。

自分ではそんな大それた罪を犯したつもりはなく、『動画シリーズ』化しようと思っていたようなので、何回も場所などを変えてやろうとしていたようです。

今回の摘発で検察庁はどのような刑罰を科すつもりなのか全く予想できませんが、先ず、免許の取り消しから始まって実刑を科してもいいと思います。でなければ、このひとまたやりますよ。以下産経ニュース記事から抜粋です:

産経ニュース2018.3.31 16:00更新

千葉県木更津市から東京湾を横断して神奈川県川崎市に至る高速道路「東京湾アクアライン」を時速239キロで走行したとして、千葉県柏市の男性会社員(33)が道交法違反(速度超過)の疑いで千葉地検に書類送検された。国内で過去最高速度での摘発となった“爆走”の動機は、捜査関係者があきれかえるほど身勝手なものだった。 男性は昨年5月24日午前3時50分ごろ、木更津市の東京湾アクアライン上り線をオートバイで走行中、法定速度(80キロ)を159キロ超過したとされている。

男性が使用したのは、英国の老舗メーカー、トライアンフ製のスポーツバイク「デイトナ675SE(スペシャル・エディション)」(排気量670cc)。トライアンフらしい水冷DOHC3気筒エンジンを搭載したモデルで、その独特なメカニズムなどから人気が高い。

平成21年6月に日本で80台限定で販売された際のメーカー希望小売価格は、133万3500円(税込み)だった。中古市場でも100万円を超える値が付くこともあり、あるバイク販売店店長は「新型を待ち望む声も多い」と話した。

千葉県警によると、男性は動画投稿サイト「ユーチューブ」にツーリングなどの動画を複数投稿していたが、なかなか再生数が稼げず、最高速テストを行うことを決意した。男性は調べに対し、「最高速テストをすれば、多くの再生数や“いいね”を稼ぐことができると思った」と、動機を語っているという。 「最高速テスト編」と名付けられた動画は、バイクのスピードメーター部分が映るようカメラを固定して撮影された。動画の冒頭、「行きまーす」などと宣言して走り始め、スピードメーターは最高で送検容疑を超える時速279キロを指していた。

「編」と付けた理由については、「この動画が成功すればシリーズ化も考えていた」という趣旨の供述があったと、捜査関係者はあきれた表情をみせた。

県警は、昨年10月に情報提供を受けて捜査を開始した。本来ならば、スピードメーターしか映っていないはずの動画だったが、県警捜査員は端々に映る景色を見逃さなかった。 動画内にわずかに映った海ほたるパーキングエリアやトンネルから、撮影場所がアクアラインであることを特定。動画内の走行距離と再生時間をもとに、走行速度を割り出した。

男性が動画の“舞台”にアクアラインを選んだのには、理由がある。アクアラインはトンネルが長く風の影響を受けにくいほか、道路の継ぎ目も少なく、高速域での走行が安定しやすいという。場所も吟味した上で、撮影に挑んだと思われる。 国内では3月1日にも、中央自動車道の法定速度100キロの区間を、米国製のスポーツカー「ダッジ・チャレンジャー」で時速235キロで走行したとして、40代の男が警視庁に逮捕されたばかり。

ともに事故は発生していないが、一歩間違えれば周囲を巻き込みかねない危険行為だった。動画の分析など執念の捜査でスピード違反を摘発した捜査関係者は、「どんな動画でも立件は可能だ」などと、相次ぐ“爆走”に警告を発した。

千葉地検に書類送検された男性は、免許取り消しの行政処分を受けるものとみられる。

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「どんな動画でも立件は可能だ」、いい言葉です。免許取り消しは行政処分、どんな刑事罰になるのか楽しみです。わたしは実刑を望みます。

しかし、最高速度279km/hだしてたんですね~。155ノット、    Boeing777の(軽い時)着陸速度よりも速いですね。

ほんとに何考えてんだか!?

画像出典:Wikipedia

 

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