ゴ~ンさん、日本の検察舐めるなよ

05 1月 2019

サウジアラビアの知人(ハリド・ジェファリ氏)が私的な損失、30億円の信用保証をつけてくれたお礼(見返り)として16億円余りをニッサン子会社から不正に支出したとするからくりの顛末(てんまつ)が徐々に判明してきました。2019年1月8日には拘留理由開示裁判が開かれ、ゴーンさん本人が裁判所に出廷して無実を訴えるそうです。

画像出典:Wikipedia ゴーン容疑者弁護士 大物ヤメ検(東京地検特捜部長)大鶴基成弁護士

この辺の事情を中東ニッサンの幹部社員が証言した模様です。夕刊フジZAKZAK(2019.1.4 )より:

ゴーン容疑者、原資『CEO積立金』新設を指示 「16億円は不要な支出」中東日産幹部証言

日産自動車の資金を不正に流用し知人側に約16億円を支出したなどとして、特別背任の疑いで再逮捕された前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)が、原資となった「CEO積立金」の新設を指示していたことが分かった。積立金はゴーン容疑者が独断で使途を決めていたとされ、東京地検特捜部は創設の時期や経緯を詳しく調べている。

ゴーン容疑者は2008年のリーマン・ショックで生じた「スワップ取引」の損失約18億5000万円を日産に付け替えたほか、契約者を自分の資産管理会社に戻す際、信用保証に協力した知人の会社に09~12年、計1470万ドル(現在のレートで約16億円)を子会社「中東日産」(アラブ首長国連邦)から入金させた疑いが持たれている。

関係者によると、CEO積立金は当初の予算内では実現が困難と判断された事業に支出する趣旨で設けられ、最高経営責任者(CEO)だったゴーン容疑者が1人で使途を決めていたという。

サウジアラビア有数の複合企業で副会長を務める知人、ハリド・ジュファリ氏の会社に支出された約16億円も、積立金から「販売促進費」などの名目で支払われていた。

ゴーン容疑者は特捜部の調べに、有力販売店とのトラブル解決、サウジアラビア政府や王室へのロビー活動の対価だったと供述しているが、4日付産経新聞は、中東日産の幹部が東京地検特捜部の任意聴取に対し「支出先のジュファリ氏の会社が日産の販促活動などを行ったことはなく、約16億円は支払う必要がなかった」などと証言していると報じた。

画像出典:Wikipedia

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『首切り』というタイトルに最近では『守銭奴』が加わって、絶体絶命だねっ。道理でおフランスからの雑音が減ってきたような気がするわい。

一刻も早くおフランスからニッサンを取り戻そうぜ!

コメント

  1. ピンバック: カルロス・ゴーン・ビシャラさん往生際が悪い | ペダル踏み間違い事故防止

コメントする

お名前・メールアドレス・コメントは必須です。
メールアドレスは公開されません。

トラックバックURL