東池袋踏み間違い事故加害者に対する世間の反応

17 11月 2019

ペダル踏み間違い事故での真犯人は自動車メーカーだと思います。

考えてもみてください。まるで正反対の走行状態となる2つのペダルが隣接して設置されています。

人間って簡単に間違いを犯します!!

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次は雑誌IRONNAに掲載された記事からです:

『池袋暴走事故、なぜ「上級国民」を「容疑者」と呼べないのか』

田中秀臣 2019/11/12
https://ironna.jp/article/13766

執筆者:『上武大学ビジネス情報学部教授』田中秀臣

田中秀臣

上武大ビジネス情報学部教授、経済学者。昭和36年生まれ。早稲田大大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は日本経済思想史、日本経済論。主な著書に『経済論戦の読み方』(講談社現代新書)、『ご当地アイドルの経済学』(イースト新書)など。近著に『増税亡者を名指しで糺す!』(悟空出版)。

このひと経済学者でしょう? なんでわかったような顔して踏み間違い事故の論評してんの?

 岩田氏の指摘を今回の事件に援用すれば、飯塚容疑者について、メディアは「元院長」ではなく「容疑者」と呼称すべきだし、マスコミの一部も飯塚容疑者の自己弁護も甚だしい発言を安易に報道すべきではないのだ。その「自己弁護甚だしい発言」というのは以下のような趣旨である。

 TBSのインタビューに答えた飯塚容疑者は「安全な車を開発するようメーカーに心がけていただき、高齢者が安心して運転できるような、外出できるような世の中になってほしい」という旨を述べた。被害者への配慮はごくわずかであり、ほとんどが自分の行いよりも自動車メーカーなどへの注文であった。まさに驚くべき責任逃れの発言である。

なにコイツ偉そうに・・・。
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運転者がブレーキと思ってアクセルを操作するために踏み間違い事故が発生します。

当初、ブレーキと思って踏んだらクルマが急加速したため驚きます。シミュレーター実験では、加速後ほぼ8割の運転者がブレーキと思っているペダルをさらに踏みこむそうです(下記投稿を参照)。(この文章は、動画のあとさらに下に続きます)

ホンダR&D社員の踏み間違い事故防止装置・・・自動車技術会投稿論文全訳

さらにアクセルを踏みこむためにクルマは加速します。この辺りから運転者の脳には「恐怖」が生じます。この「恐怖」は、最初に脳の前頭前野皮質に影響します。➡

➡ 前頭前野皮質はもともとペダル踏み変え等の運転制御を行う脳の部位ですが、同時に極めてストレスなどに弱いところでもあります。➡

➡ というのは、すぐに機能不全状態に陥ります。一部機能不全であってもそれが脳全体に拡がります➡

➡ そうすると(ブレーキ)を踏んだ状態から他の行動に移れなくなり、そのままの行為(踏み続ける)を続けてしまいます。➡

➡ 暴走状態

2019年11月16日のウェークアッププラスという辛坊治郎さんがMCを勤めるニュース番組があり、その中で東池袋踏み間違い事故について、橋下元大阪府知事を招いての論評がありました。01:02:05頃からです:

画像出典:youtube 日本TV

動画が削除されてしまったので、youtubeで11月16日ウェークアッププラスを検索してみてください。

1:04:42:事故車両は約時速50kmから時速90km後半まで加速しました。左側ガードレールに接触してからゴミ収集車に衝突するまで、約210mを暴走していました。

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被害者母子の夫である(松永さん)のご意見は次の通りです:

1:05:40: かたき討ちをしたい。誰も自分と同じような経験をして欲しくない。今後の社会のためにも ?

加害者に厳罰を加えることが社会のためになる? わたしには解りません。

この松永さんには大変評判のよくない弁護士がついているようです(北海道交通事故被害者の会前田敏章さんのご意見)。母子の幸せな動画を公開したのもこの弁護士のアドバイスのようです。

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01:04:17 もと大阪府知事 橋下徹氏。過失致死傷罪ではなく、より罪が重い未熟運転致死傷罪で起訴できなかったのか?

88歳の運転者が未熟運転?

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01:11:48 番組コメンテーター、俳優 別所哲也氏。 自分には子供も80歳を超えた親もいる。80歳以上は運転免許の返納を。

80歳という年齢の根拠は何ですか? 地方ではクルマ以外公共交通機関のないところも多く、老々介護などで妻や夫をクルマで病院に連れていっている人も多いのですが。

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01:11:54 番組MC辛坊治郎氏。「今回の事故は最新の自動ブレーキが装着されていれば、ここまで酷い事故にはならなかった」

これは嘘です。TVという公共の電波でこんな嘘をいったらダメです。自動ブレーキ装置は、運転者が何らかの主要運転装置(ハンドル、アクセル、ブレーキ)を操作したら「解除」されます。なぜなら、クルマは運転者が意図的にアクセルを操作したのか、あるいは誤って操作されたのか判断できないからです。

また、加速抑制装置についても、もし事故車両に装備されていてもその効果は全く期待できなかったでしょう。作動範囲速度が 停止~時速20km程度だからです。番組中でも時速約50kmくらいから始まり時速90km後半まで加速したとなっていました。

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踏み間違い事故の防止では、電子的装置の効果は限定的です。わたしが開発したマン=マシンインターフェイスからのアナログ装置をご紹介します。画像をクリックしてください:

 

ペダル踏み間違い事故を防止する「左足ブレーキ」販売サイト

画像出典:大野一郎

 

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