2016年8月25日にホンダ Hybrid NSX、2730万円が受注を開始したことは既に2016年8月26日の本Topicsでお知らせしました。このことを聞いてすぐに思い出したのは、トヨタLFAのことでした。トヨタLFAは、このホンダ Hybrid NSXよりも高くて販売価格3750万円でした。2011年から納車され、500台の限定生産です。日本では200台が販売されました。一体どんな人が購入されるのでしょうか?ちょっと興味が湧いたので調べましたら、あのセレブのヒルトンホテルお嬢さん、パリス ヒルトンさんが購入されていました。因みにオリンピック100mで有名なウサイン・ボルト選手はニッサンGTRです。
トヨタLFAは、ヤマハ発動機との共同開発で製作されましたが、エンジンはV型4.8L 10気筒のヤマハ発動機製です。1967年に238万円で発売されたトヨタ2000GTを思いだします。こちらもトヨタという名前がついていましたが実質はヤマハ発動機製のクルマでした。007ジェームスボンド映画に採用されて有名になりました。今つくづく思えば、クルマというのは、その高性能、豪華さ、高価さを売り物にするものだったのですね。昭和45年頃、1000ccの日産サニーに対抗してカローラ1100ccが発売され、トイレで隣をのぞき込み隣のクルマが小さく見えますなんていう品のないCMが流されていた時代です。
思えばトヨタ、ニッサンが米国にコロナやブルーバードを投入し、すぐオーバーヒートしてセールスマンがラジエーターに水をいれるためのヤカン片手に走り回っていた時代もあったのですから隔世の感があります。いまや世界の有名人がこぞって日本車を買い求め、ステータスシンボルにさえなっているのですから。
ホンダHybrid NSX(写真提供:ホンダ技研工業)
トヨタLFA(豊田章男社長サイン入り)出典:http://www.carbuzz.com/
トヨタ2000GT1967年(写真出典:Wikipedia)
パリスヒルトンの愛車トヨタLFA(出典wild-styles.com)
ウサイン・ボルト選手のニッサンGTR(出典:http://www.therichest.com/)
トヨタカローラ1100(写真出典:Wikipedia)
ニッサン サニー1000(写真出典:Wikipedia)
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