メルセデスベンツEクラスアバンギャルドE200を取材してきました。横浜市中区山下町にあるメルセデス・ベンツ山下という販売店です。いままでのポピュラーだったE320はもう無くE200 AVANTGARDE、E220 d AVANTGARDE、E250 AVANTGARDE SportsそしてE400です。E400は4Lエンジンですので街乗りリッター5~6kmくらいしか走らないようです。燃費悪いですね。一方2LエンジンのE200 AVANTGARDE Sportsは街乗り+高速混ぜて平均11~12km/Lくらいの燃費だそうです。このクルマは乗りだしで約800万円だそうで、予約注文が殺到しているそうです。因みにトヨタミライは乗りだし価格760万円です。さて、本車両も『半』自動運転を売り物にしており、『ドライブパイロット』と呼んでいるそうです。ただし、2016年5月のテスラ死亡事故が国土交通省による自動運転許可に大きな影を落としており、ドイツ本国では許可されているウインカーアクティベイト(ウインカーを2秒以上操作すると自動で車線変更する)による自動運転の車線変更が許可されなくなったようです。そして、自動運転レベル2らしくハンドルから手を10秒以上離すと自動運転は解除されます。因みにセレナは14秒です。テスラはこの機能がありません(レベル2にも拘わらず、ハンドルから手を離していても自動運転モードは解除されません)。また、今回のドライブパイロットの売り物、『レーン線や中央線がかすれていても先行車に追随する機能やガードレールを認識する機能ががあり、自動運転できます』とういうことがあります。しかし、車線が見えず、ガードレールもなく、また、先行車がいなかった場合は自動運転できるのかという疑問は残りました。この点、後日訊ねてみます。
このベンツに座ってみて先ず驚いたのは、ギアシフトレバーが無い!店の人に聞いたら、ウインカーレバーの上についてました。通常のセンターコンソールには、パソコンのマウスパッドに相当するものが付いていました。正面計器盤(下記画像を参照)のナビなどが付いている画面をスクロールするなどコントロールできるようになっています。内部の照明の色が64色変えられるようになっていることも大変驚いた次第です。ドイツも石油産出国ではないので、日本と同じように石油を全量輸入していますが、このような凄いクルマ作りができる国が、水素に手を付け始めたら日本の凄いライバルになると思いました。
メルセデス・ベンツE200の見積もり書(ヤナセ提供)
メルセデス・ベンツE200内装、計器盤は秘密らしく、見えないように写しています(写真メルセデス・ベンツ提供)
革張りの内装は素晴らしかった。室内照明64色変わる(写真メルセデスベンツ提供)
メルセデス・ベンツE200 (写真提供:メルセデス・ベンツ)
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