お盆の渋滞とニッサンセレナ自動運転車(プロパイロット)

12 8月 2016

 

2016年のお盆休みは8月11日が祝日(山の日2016年施行)なため、通常の13日ではなく11日から取る人が多いようです。例年高速道路では8月12日、東名下り伊勢原35km、関越下り東松山付近35km、東北自動車道下り久喜IC付近20kmとなっています。高速道路での渋滞は、様々な事故の温床となります。渋滞ノロノロ運転でのよそ見、居眠り、踏み間違いによる追突や中でも重大な事故になり易いのが居眠りによる渋滞最後尾への追突事故です。

2016年8月現在様々な自動ブレーキ、衝突被害軽減ブレーキがオプション装備となっていて、新車購入時には選択できるようになっています。ただし、これらの中で障害物検知をソナーで実施している車種は、ソナー検知範囲外で誤ってアクセルを踏むと自動装置は解除され、車体は加速を開始します。また、衝突被害軽減ブレーキを装備している車両でも誤ってアクセルを踏むと自動ブレーキが解除となり、車体は加速を開始します。何故なら、自動ブレーキ及び衝突軽減ブレーキには誤作動や誤認識の問題が必ずついて回るためオペレーター(運転者)が何らかの運転操作をした場合には、自動システム解除にならなければならないからです。

しかし、渋滞ノロノロ運転などで居眠りしてしまった場合など、2016年8月発売のニッサンプロパイロットは非常に便利です。ただし、ニッサンエルグランドが同様の装置(ペダル踏み間違い事故防止アシスト)でやっていたので多分、ソナーでやっていると思いますが(未確認)、運転者が寝ていないでかつソナーの障害物探知範囲外(約1.5m以上)で運転者が踏み間違いを起こした場合(アクセルを踏んだ場合)、この自動システムは役に立たなくなります。

渋滞時の走行のように運転者がアクセルとブレーキを頻繁に踏み換える状況では、ペダルの踏み換え忘れの可能性が高くなります。また、自動走行中(プロパイロットモード)でも運転者の足がアクセル上にある場合は、踏み換え忘れが発生する可能性が大きくなります。(プロパイロット出典:日産自動車)

 

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ニッサンセレナプロパイロッ搭載車(出典:日産自動車)

 

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プロパイロットデモ(出典:日産自動車)

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プロパイロット計器盤表示(出典:日産自動車)

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