自動車事故で肉親を奪われた方々にとって、自動車が憎悪の対象になっていることが多々あります。そのような人たちの集まりでは、自転車を使用することが勧められ、自動車は公共交通だけにしようとする運動があります。お気持ちはよく理解できます。また、わたしたちが取り組んでいるペダル踏み間違い事故で肉親を亡くされた方々の気持ちも痛いほど解ります。ペダル踏み間違い事故は、加害者とされる運転者も実は被害者ではないかと思っています。何故ならペダルを踏み間違えたことは確かに『過失』です。しかし、事故の直接の原因は人間の『生理的反射行動』によるものなので『運転者』に予見できる過失があるとは言えないからです。とすると、運転者もあらゆる刑事的制裁や民事的制裁を受けており、むしろ被害者のようにみえてきます。かれらは世間から隠れるようにひっそりと生きているのです。
さて、タイトルの自転車事故は、明らかに自転車運転者の過失がもとで発生した事故です。狭い場所を強引にすり抜けようとしたため発生したと思われます。過失の度合いは大きいです。
タイトルは自転車事故の氷山の一角です。他にもスマホを操作しながら運転していた女子校生がゴミ出しのおばあさんと衝突して死亡させたり、子供と衝突して半身不随にした例もあります。中には5千万円の損害賠償された例もあります。事故を起こした加害者が未成年者の場合は、民事賠償を保護者に求めることができる法律があります。また、これら自転車運転者は業務上過失致死傷罪という刑事罰(実刑もあり)に問われます。
下は自転車事故事例です。URLにコピー&ペーストで貼りつけてご覧ください。
http://www.geocities.jp/rnaga99/jitensya-jikorei/jitennsyajiko-sekinin.html
さて、
先ほどの自動車を憎悪して自転車の世界を標榜しているひとたちはこのことに対して何というのでしょう?
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