韓国の自動車産業が危ない

08 12月 2018

日本に韓国製の乗用自動車は1台も入っていません。バスは昨今のインバウンド観光ブームで国産車が極端に品薄となったため数台入っていますが、購入した人は数年経つと後悔し始めるのでは? 品質がめちゃくちゃですから。外見だけ良ければ中身はどうでもいいバッタもんを使っています。

その報いがいよいよやってきました。

先ず、現代自動車の減益などから:

(配信日時:2018年2月18日(日) 8時0分)

危機に直面する韓国の自動車産業、問題点は…=「自国民を冷遇するから」「これじゃ10年も持たない」―韓国ネット

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配信日時:2018年2月18日(日) 8時0分

危機に直面する韓国の自動車産業、問題点は…

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15日、米ゼネラル・モーターズ(GM)が韓国GMの群山工場の閉鎖と共に追加的な構造調整を示唆し、「韓国自動車産業が危機に直面している」との懸念の声が高まっている。写真はソウル。
2018年2月15日、米ゼネラル・モーターズ(GM)が韓国GMの群山工場の閉鎖と共に追加的な構造調整を示唆し、「韓国自動車産業が危機に直面している」との懸念の声が高まっている。韓国内の自動車産業は7〜8年前に後退している状況に、今回このようなGMの決定が重なったためという。韓国・ヘラルド経済が報じた。

韓国自動車産業によると、昨年の韓国の自動車生産量は411万4913台を記録。16年(422万8509台)に比べて2.7%減少した。自動車生産量上位10カ国のうち2年連続で生産量が減少したのは韓国だけとされる。

16年に完成車ビッグ5の座を奪ったインドは昨年、6.8%増の478万台を生産して韓国との差をさらに広げたという。韓国を追うメキシコ(7位)は406万8415台と13%増加しており、その差はわずか4万台。これを受け、記事では「6位の座まで危うくなった」と伝えている。

一方、国内自動車市場において韓国GMが占める割合(乗用車+商用車)は昨年は7.4%。06〜07年は10%を上回っていたことを考慮すれば過去最低水準に下がったことになる。依然として現代(ヒュンダイ)や起亜(キア)車の次に比重が大きいとされるが、年間25万台規模の韓国GMの群山工場が閉鎖されれば国内の自動車生産能力はその分縮小、グローバル市場での競争力はさらに低くなるという。

記事では「もしGMが富平(ブピョン)や昌原(チャンウォン)工場などさらに規模の大きい他の事業所まで縮小または閉鎖などの措置を取れば、打撃は一層深刻になる恐れがある」と憂慮している。完全撤退の断行という最悪のシナリオの場合、他の国内競争会社にも良い影響はないと分析され、かえって自動車産業基盤が全体的に弱化し得るというのだ。

完成車メーカーのある関係者は「すでに韓国GMの内需シェアはかなり下がり、輸出に集中しているため他の国内完成車メーカーが反射利益を得る可能性は少ない」とし、「むしろ韓国GMの協力会社の大半がライバル会社とも取引していることから、協力会社の経営難が加重される。他の完成車メーカーにまで影響が及べば、国内自動車の生態系自体に大きな混乱を招く危険がある」と指摘している。

また、企業データセンターの韓国CXO研究所によると、国内自動車産業の売上減少の一方で人件費は上昇傾向にあるとする分析が出たという。現代車の場合、11〜15年の5年間の平均賃金上昇率は5.1%とフォルクスワーゲン(3.3%)、トヨタ(2.5%)より高い。韓国自動車産業協会の分析からも、国内完成車メーカー5社の労働者1人当たりの年収は9313万ウォン(2015年末基準、約925万円)とトヨタ(7961万ウォン=約790万円)、フォルクスワーゲン(7841万ウォン=約779万円)より多いことが分かっている。

その反面、生産性はかなり落ちており、韓国で自動車1台を造るのにかかる時間は26.4時間とトヨタ(24.1時間)、GM(23.4時間)より長い。韓国自動車産業が「高コスト低パフォーマンス構造の沼に陥っている」というのだ。

これを受け、自動車業界関係者は「韓国自動車産業が全体的に再び息を吹き返すには、このような高コスト低パフォーマンス構造を根本的に変えなければならない」と話している。

韓国のネット上では「年俸構造を見れば一目瞭然。赤字が出ても成果給をせがむんでしょ?」「労組は毎年、恒例行事のように『給料を上げろ』と訴えている。他社よりいい車を開発しようとデモしたことはある?」「適当に造って高く売る経営マインドと、会社が破産するのも知らずに賃金アップをせがむ労組のせい。これじゃ10年も持たないだろう」など非難の声が目立ち、中には「韓国車の問題。1.強靭な労組、2.労組を支援する民主党などのリベラル派、3.労組を思いのままにコントロールできない、4.単純労働に比べて高賃金」とコンパクトにまとめるユーザーも。

その他にも「自国民を冷遇し、いいカモと考えてる」「これまでずっと国産車に乗ってきたけど、最近は輸入車を買おうか悩んでる」「絶対に支援不可能。自分で何とかしてください」などの声が上がっており、国産車への信頼はかなり揺らいでいるようだ。(翻訳・編集/松村)

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そうかなぁ? 韓国車が売れない原因の第1位は、品質管理に問題があると思います。つまり海外への輸出車を含め、「安かろうー悪かろう」という問題です。アメリカの年齢が若い友人から聞いた話ですが、つまり、経済的にあまり余裕がない人は、安さに魅かれて韓国車を購入するのだそうです。ところが、すぐ壊れる、パワステもついていない、品質に問題があるという原因で二度と買わなくなるそうです。外華内貧。

労働組合の問題があるのかもしれませんが、要は魅力のないクルマ、見かけだけ重視の品質が良くないこと、模倣から出発し創造性が見られないこと、などが一番の原因と思います。なんでも真似ばっかり。

そこにニッサンのゴーン逮捕の余波で、ニッサンがルノーサムスンに委託生産していましたが、来年9月には止めるとのこと、まさに踏んだり蹴ったりの事態になっています。

夕刊フジZAKZAKよりの記事です:

日産が“韓国斬り” ルノーサムスン受託生産中止、識者「韓国自動車業界の未来は暗い」

2018.12.5

韓国自動車業界に「激震」が走りそうだ。同国の自動車メーカー「ルノーサムスン」が、日産自動車から請け負っていた受託生産が、来年9月に中止になることが決定したのだ。この受託生産は、ルノーサムスンの生産台数の約半数を占めている。同社は日産に対し、新たな受託生産を求めるとみられるが、見通しは暗い。日産前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)逮捕に伴い、日産と仏ルノーとの対立が表面化したうえ、いわゆる「徴用工判決」などで日韓関係が最悪だからだ。技術革新でも遅れた韓国自動車業界の未来は絶望的だ。

「釜山工場の日産ローグ生産を2019年9月に中止することにした。残り10カ月間で日産ローグに代わる生産台数を確保するため、交渉を続けていく」 韓国紙、朝鮮日報(日本語版)は1日、ルノーサムソン関係者の話として、こう伝えた。

仏ルノーが80%を出資するルノーサムスンは14年から、北米向けに日産が輸出する中型SUV「ローグ」を受託生産している。同紙によると、昨年時点で、ルノーサムスンが生産した車両の46・7%はローグで、輸出台数の70%以上を占めている。

ルノーサムスン側は「日産ローグの契約期間(5年)終了に合わせて、新たなSUVを生産ラインに投入する案をルノー本社と緊密に協議しており、遅くとも20年初めまでには追加台数を確保することになるだろう」と語っているという。

だが、日産から新たな委託契約を得られる見通しは、限りなく暗い。ゴーン容疑者の逮捕後、日産とルノーの間で主導権争いが勃発(ぼっぱつ)したうえ、韓国最高裁の異常判決で、日本企業の韓国熱は冷めている。 安倍晋三首相と、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は11月30日、アルゼンチンで開かれたG20(20カ国・地域)首脳会合(11月30日~12月1日)に合わせて会談した。主要課題は日産とルノーの問題だった。

ルノーの大株主である仏政府は、自国の雇用確保や産業育成のため、日産への影響力を高めたい意向とされる。これに対し、安倍首相は、日産とルノー、三菱自動車の3社連合(アライアンス)について、「日仏産業協力の象徴」と指摘したが、今後のあり方は「民間の当事者間で決めるべきで、政府がコミットすべきではない」と距離を置いたのだ。

「ルノーサムスンの頼もしい味方だった」(朝鮮日報)というゴーン容疑者が逮捕されたことで、韓国自動車業界では、委託生産契約の「延長は難しいかもしれない」という推測が流れていたという。

韓国事情に精通するジャーナリストの室谷克実氏は「韓国の自動車メーカーの労働組合は『世界有数の戦闘的労組』として知られる全国民主労働組合総連盟(民主労総)に入っており、大闘争になるだろう。具体的には、韓国政府と一緒になって、日本政府と日産に対して『発注しろ』と圧力をかけてくるだろうが、現在の日韓関係では、そのような圧力が効くかは疑問だ」と語る。

いわゆる「徴用工判決」で、日韓関係は史上最悪といえる状況に突入している。日本人の怒りは沸点に達しているうえ、国家間の約束ですら簡単に反故(ほご)にするような国では、まともな企業活動が行えるのか大いに疑問といえる。 安倍首相はG20の期間中、ドナルド・トランプ米大統領や、ロシアのウラジミール・プーチン大統領ら、各国の首脳と精力的に会談を行った。だが、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とは会談しなかった。

文氏は1日、G20を終えてニュージーランドに向かう専用機内で、「過去の歴史問題は別途、賢明に処理しながら未来志向の協力をしていかなければならない」(聯合ニュース)と記者団に語ったという。

自国こそが、歴史問題を蒸し返し、両国の協力関係を損なっていることを忘れたのか。戦闘的労組の怒りが自身に向かうことを恐れたのかもしれないが、日本としては絶対に受け入れられない。

そもそも、ルノーサムスンだけでなく、韓国の自動車業界自体が苦境に陥っている。

中央日報(日本語版)によると、韓国を代表する自動車メーカー「現代自動車」の7~9月期の営業利益は前年比で76%減少し、2010年に国際会計基準が導入されて以来、最低だった。

韓国自動車業界の未来について、前出の室谷氏は「最先端技術への投資が少なく、自動車の技術発展についていけなくなっている。投資をしていない分、海外の他メーカーとの提携で補おうとしているが、技術を盗まれる恐れがあるため、どこも応じないだろう。韓国の自動車業界の未来は暗い」と語った。

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韓国製は要注意です。

 

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