初代トヨペットクラウン1955年製

02 3月 2017

2017年3月2日、トヨタミライの点検で神奈川トヨタ自動車横須賀店(〒239-0807 横須賀市根岸町3-5-11)に行ってきました。わたしのミライ担当は整備出身の営業係長藤崎忠義(掲載は本人の了承済)さんです。この点検はミライの走行可能距離の話ですが後のブログにアップします。

店内に入ると、なんと観音開きドアで有名な初代トヨペットクラウン(1955年製 わたしが1954年生まれなので2017年63歳ですが、クラウンは62歳です)が店内に展示してありました。早速写真撮影させてもらいましたが、当時のアメリカ車に比べて甚だ酷い性能とはいえ、日本人が日本製の鋼板を使い、真似とはいえ自力で作ったエンジン、変速機やサスペンションを搭載した自前の自動車でした。1945年の大東亜戦争の敗戦で何もかも失った日本ですが、それから10年、素晴らしいクルマを作りました。

画像出典:神奈川トヨタ 大野一郎 60年のときを経て甦ったトヨペットクラウン

このクルマは1957年には米国でToyota Motor Sales Inc.,から発売されましたが、インターステートハイウエイ(州間高速道路)の登坂が登れない、すぐオーバーヒートする、バッテリーがすぐ上がるなど悪評散々でした。結局米国ではあまり買ってくれる人がなく、すぐ発売中止となって旧軍時代に培った軍事技術を投入したランドクルーザーの発売ででその場を凌いだとか。

 1955年製トヨペットクラウンのスペック

販売期間 1955年 – 1962年
設計統括 中村健也
乗車定員 6人
ボディタイプ 4ドアセダン
4ドアステーションワゴン
エンジン R型 直列4気筒 1,453cc
3R型 直列4気筒 1,897cc
駆動方式 FR
変速機 3速MT / 2速AT
サスペンション 前:ダブルウイッシュボーン
+コイルスプリング
後:リジッドアクスル
+リーフスプリング
全長 4,285mm
全幅 1,680mm
全高 1,525mm
ホイールベース 2,530mm
車両重量 1,210kg
ブレーキ 4輪ドラム
データモデル RS(初期型)
先代 トヨペット・スーパー
-自動車のスペック表-

スペック出典:トヨタ自動車 Wikipedia

 

 

動画出典:youtube トヨタ自動車

 

 

 

 

コメントする

お名前・メールアドレス・コメントは必須です。
メールアドレスは公開されません。

トラックバックURL