日本と縁深いアメ車 シボレー (ガソリン車篇)

04 8月 2017

Chevy

Chevrolet(シボレー)というのは米国の自動車メーカーです。フランス語の人名のようです(創業者ルイ・シボレー:スイス生まれのアメリカ移民、ご先祖はフランス人ですね)。

画像出典:Chivolet 1911年 ルイ・シボレーとウィリアム・デュラントによって、「シボレー・モーター・カンパニー」が デトロイトに設立されました。

シボレーは、GM(ジェネラルモータース)の一部門です。アメリカ人は、CHEVY(シェビー)といいます。フランス語だからアメリカ人にとっては発音しにくいのでそうなったとか。2017年の現在までシボレーが生み出してきたクルマは、思い出すだけでもカマロ、コルベット、古いところではインパラ、ベルエアなどたくさんあります。中でもシェビーといったらアメリカ人の大好きなピックアップトラックがあります。また、コルベットといえばアメリカを代表するスポーツカーです。日本にも1920年代からお付き合いがあり、GM(シボレー)は、大阪で工場を建設し、当時の円タクといえば、シボレーだったそうです。歴史ある古い写真を掲載します:

画像出典:Wikipedia 左:1916年に販売した ”490”、$490だったそうです。実に解りやすいネーミングです。当時のアメリカ人の平均年収が$600だったので売れてシェビー繁栄の基礎になりました。右:いまでもレストアして乗っている人がいるくらい有名なシェビーベルエア(ハリウッド郊外の有名住宅地の名前)です。完全にレストアされたベルエアは2017年現在10万ドル前後で取引されているらしいです。

シボレー大阪工場 1927年(昭和2年)~1939年(昭和14年)

画像出典:Wikipedia Chivolet 右:1927年GM大阪工場操業開始。日本中の円タクはシボレー4ドアセダンだったそうです。頑丈で壊れない。この工場は、1939年(昭和14年)の大東亜戦争開戦まで操業されたそうです。左:1935年、屋根が幌から金属製のものになりました。果たして円タクがこれかどうかは判りませんが、4ドアセダンです。

シェビー カマロ

次はアメリカンマッスルカ―、シボレーカマロです:

左:初代カマロ 1967年     右:二代目カマロ 1970年

左:三代目カマロ 1982年    右:四代目カマロ 1993年

左:五代目カマロ 2007年 映画トランスフォーマーに登場 右:五代目マイナーチェンジのカマロ 2009年

左:2015年 六代目 誕生 右:2016年 米国NASCAR(ナスカー ストックカーレースで市販車だけのレースです)レース出場

画像出典:Wikipedia Chivolet

アメリカンマッスルカ―の代名詞のようなクルマです。でも燃費が悪いので日本では人気が今一つです。まだシボレーディーラーで売っています。また、今年2017年で誕生50周年だそうです。

シェビー コルベット

アメリカのスポーツカーといったらこれです。シャーシの上に強化グラスファイバーのボディが載っています。だからどっかぶつけたらもう大変。修理代が高くつきます。それと1980年代にアメリカにいたころから、まっすぐ走るのはいいが、曲がらないクルマとして有名でした。ボクシング世界チャンプの大場政夫が首都高で事故って亡くなりましたが、コルベットでした。2017年の今は改良されているかも。でも2人しか乗れません。

左:初代コルベット 右:コルベットスティングレイ この型はスプリットウインドウといって希少価値が高いクルマです。スティングレイというのは魚のエイのことです。

左:三代目  1978年        右:四代目 1984年

左:五代目 1990年       右:五代目 1992年100万台目

六代目 1997年

左:六代目 2004年       右:2011年 ルマンでクラス優勝

左右:2014年七代目コルベットに再びステイングレイの名前がつきました。

2014年、シボレーコルベットとピックアップトラック シボレーシルバラードが北米カーオブザイヤー受賞しました。間に立っている女性は、メアリー・バーラ、シボレーのCEOです。

左:2017年 限定車発売 日本では5台売れたそうです。右:2017年コルベットがインディ500でペースカー(先導車)を務める。インディ500、2017年は、佐藤琢磨さんという日本人が史上初の優勝を飾っています。

画像出典:Chivolet

 

動画出典:youtube

動画出典:youtube

日本ではこのほかキャプティバという7人乗りのSUV(スポーツユーティリティビークル)というクルマを買うことができます。

車両本体価格¥3,790,000
なんだかんだで400万円でしょう。いくら頑丈でも、日本人はあまり買わないかも。
画像出典:Chivolet
そして、このほかシボレーボルトというEV(純粋電気自動車)とPHEV(プラグインハイブリッド)を北米内で販売しています。そのことについては次のブログ「日本と縁深いアメ車 シボレー (EV・PHEV篇)」でお伝えします。

 

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