『左足ブレーキキット』というものが販売されています。主にラリー等スポーツ走行に使用するようになっていて、『クイックブレーキ』などと呼ばれて『素早くブレーキを操作できる』ことが謳い文句となっています。なんだかなー。
下の画像のように、既存のブレーキペダルステーにボルトオンするようになっており、ちょっと高級感に欠ける作りです。ブレーキは人の命を乗せて操作するもの、いまいち信頼感に欠けるような?
画像出典:Wikipedia SEC(Special Engineering):http://secnx1.web.fc2.com/car/c_q/car.html
わたしは、OT式左足ブレーキの特許を取得しようとしています。だからこのSECの左足ブレーキキットを知った時には強力なライバルがいたと知って脅威を覚えました。現在は削除されていますが2017年1月頃には『特許出願中』となっていました。
動画出典:youtube SEC
Quick Brakeと銘打って峠の山道を走る映像ですが、みなさん、峠の山道を左足ブレーキで走るのが楽しいですか? 確かにクイックブレーキは楽しいかもしれません。しかし従来型のブレーキにボルトオンで左足ブレーキキットを取り付けた場合、無意識に左足で走行中ブレーキを踏んでしまう危険が常にあり、ストップランプが点灯することがあります。この不具合を極力避けるため、ブレーキランプが点灯しているのかしていないのか確認するキットが同時に市販されています。これって欠陥ですね。つまり、既存ブレーキに左足ブレーキキットを装着した場合、足を乗せて置くとブレーキランプが点灯する恐れがあるということです。以下:
画像出典:Wikipedia SEC
OT式左足ブレーキシステムは、この点、ブレーキペダルにオルガンペダル式のペダルを装着するために、運転者が意識的にブレーキを操作しない限りブレーキランプは点灯しません。
画像出典:大野一郎
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