2016年8月10日千葉県市川市事故を受けて、そっくりな事故(米国カリフォルニア州 サンタモニカ)

11 8月 2016

昨日2016年8月10日に千葉県市川市でクルマ5台が関係する踏み間違いと思われる事故が発生しました。最初にクルマ2台と衝突して、さらに100m走って別のクルマと衝突し、さらにまた150m走って住宅に突っ込んで停止しました。警察は『ひき逃げ』事件として捜査中です。∵衝突した後すぐ停止せずに走行したためではないかと思われます。

今から13年前の2003年7月16日、米国カリフォルニア州ロスアンゼルス郡サンタモニカ市で、86歳男性が運転するビュイックセーバー(1992年製)が横断歩行者のため停止していたメルセデス(2003年製S430)の左後部に軽く衝突した後、道路を閉鎖して開催されていた2ブロックにわたる農産物フェア会場に突っ込んだものです。典型的な踏み間違い事故であり、死者10名、重軽傷者63名を出しました。昨日の市川市の事故そっくりではありませんか?アメリカではこのような重大事故ではNTSB(National Transportation Safety Board-国家輸送安全委員会)という組織が公的権限をもって事故原因の調査を行います。運転していた男性は、10件の殺人罪(重大過失-gross negligence)で訴追されましたが翌2004年1月に無罪判決を受けました。アメリカには業務上過失致死傷害罪や自動車運転過失致死傷害罪というものがありません。今件でも『殺人罪』で起訴されています。というのは、『過失』ということに関してクラス分けされており、例えば不可抗力であると考えられた場合には、刑事罰相当とは考えれません。例えば、この例のように『ペダル踏み間違い事故』による過失と赤ちゃんを炎天下車内に長時間放置したというような場合には、過失の程度に差があると考えられています。わが国の場合は、ご承知のように過失は過失であり、ペダル踏み間違い事故でも被害者に損害が生じれば一律この法律が適用されます。

 

サンタモニカ事故車ペダル

事故車ペダル(ペダルの高さは段差なし)

IMG_20160811_0001

事故車(1992年製ビュイックセーバー)

blog_image_large_la_map

ロサンゼルスの位置

 

コメントする

お名前・メールアドレス・コメントは必須です。
メールアドレスは公開されません。

トラックバックURL