テスラの闇

11 6月 2020

以前の投稿でテスラモデルSの車体には様々ベンツやその他のロゴがついた部品がたくさんあったという話をしました:

テスラの真実

新興自動車メーカーがクルマを売るためには、何か目玉が絶対に必要になります! テスラの場合それが電気自動車(EV)と自動運転でした。

そして、少し古いですが、アメリカから次のニュースがはいりました:

テスラ車「急加速」と苦情 米当局、50万台調査検討

2020.1.18 08:51

米道路交通安全局(NHTSA)は17日、米テスラの電気自動車(EV)が意図せず急加速したとの苦情を受け、調査が必要かどうか検討していると明らかにした。衝突事故が起き、けがをしたとの訴えも多数含まれる。約50万台が対象となる可能性がある。

127件の苦情を添えて調査を求める請願メールを2019年12月に受信した。対象は3車種で、高価格帯のセダン「モデルS」の12~19年型、スポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルX」の16~19年型、量販車のセダン「モデル3」の18~19年型。

苦情には事故110件と、けがが52人との報告が含まれる。メールの送信者は明らかにしていない。

画像出典:Wikipedia 上段:モデルS 下段左:モデルX 右モデル3

意図しない加速をめぐっては、トヨタ自動車が猛烈な批判を受けて大規模リコール(無料の回収・修理)に追い込まれ、情報公開が不十分だったとして米司法当局と和解したことがある。

(共同)

上記記事下線部は、共同通信の「ウソ」です。トヨタ車は「意図しない加速」について言われなき訴追を受け、アメリカ当局はNASAだのNHTSA(合衆国ハイウエイ交通安全庁)だのが徹底的にトヨタプリウス等を調べた結果、機材はなんでもないことが証明され、ペダル踏み間違いであることが明らかとなり一件落着したものです。ただし、トヨタはペダル踏み間違いが裁判の結果、ペダル配置の欠陥によるものであることが明白になることを怖れ、原告団と和解として1200億円のお金を支払いました。米当局と和解したのではありません。

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[ロイター]米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は17日、米電気自動車(EV)テスラ<TSLA.O>車の「突然の意図せぬ加速」問題を巡り、50万台を対象とした調査とリコール(回収・無償修理)の要請を検討すると明らかにした。

NHTSAによると、調査とリコールの要請は2012~19年型の「モデルS」、16~19年型の「モデルX」、18~19年型の「モデル3」を対象としたもので、合計127件の苦情が寄せられた。110件の衝突事故と52件の負傷の報告があったとしている。

苦情の多くは、駐車の際などに車両が突然意図せず加速したとするもの。運転支援システム利用中に突然加速し、衝突事故につながったとの報告もあった。

 この件に関してテスラは現在のところコメントはしていない。

 NHTSAは8日、テスラのモデル3が昨年1229日にインディアナ州で駐車中の消防車に衝突して乗っていた1人が死亡した事故の調査を開始すると発表している。

(以上RUITER記事から)

動画出典:youtube

この動画の絵面を見る限りでは、ブレーキを踏むべきところで加速しているので、どうみても「踏み間違い」のようです。

ともあれ、大事なことはこの記事中、苦情の多くは、駐車の際などに車両が突然意図せず加速したとするもの。運転支援システム利用中に突然加速し、衝突事故につながったとの報告もあった。

とのくだりです。多くはペダル踏み間違いと思われますが、運転支援システム(自動化装置)利用中に突然加速したというものです。これは聞き捨てなりません。

1月にこの記事がでて現在6月、続報が出てきませんが、フォローしたいと思っています。

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