今から40年前、わたしもフェアレディZに乗っていました。2000ZTという最低のグレードで4速マニュアル2000cc(ふつーのZLというモデルは、5速マニュアルです)のモデルでした。
画像出典:Wikipedia この形(S30系 2000cc)の最低グレードに乗ってました。しかも中古。所有している最中に海外赴任になったので両親に転売してもらいました。
販売期間 | 1969年 – 1978年(生産終了) |
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乗車定員 | 2人/4人 |
ボディタイプ | 3ドアファストバック(2座) 3ドアファストバック(4座) |
エンジン | 2.0L 直6 L20型 2.0L 直6 S20型 2.4L 直6 L24型 2.6L 直6 L26型 2.8L 直6 L28型 |
エンジン位置 | フロントミッドシップ |
駆動方式 | 後輪駆動 |
変速機 | 4速MT/5速MT/3速AT |
サスペンション | 前:マクファーソンストラット 後:ストラット |
全長 | 4,115 – 4,425mm |
全幅 | 1,630 – 1,690mm |
全高 | 1,280 – 1,290mm |
ホイールベース | 2,305/2,605mm |
車両重量 | 975 – 1,145kg |
ブレーキ | F:ディスク R:ドラム(リーディングトレーリング式) |
最高速度 | 180 – 210km/h |
先代 | ダットサン・フェアレディ |
それからフェアレディZは2代目、3代目、4代目、5代目と変遷していきます。
画像出典:Wikipedia 2代目フェアレディZ
画像出典:Wikipedia 3代目フェアレディZ
300ZX 2/2 (後期型)
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販売期間 | 1983年9月 – 1989年 |
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乗車定員 | 2人/4人 |
ボディタイプ | 3ドアファストバック(2座) 3ドアファストバック(2座Tバールーフ) 3ドアファストバック(2座ワイドボディ) 3ドアファストバック(2座ワイドボディ) 3ドアファストバック(4座) 3ドアファストバック(4座Tバールーフ) |
エンジン | 3.0L V6 VG30ET型 2.0L V6 VG20ET型 2.0L 直6 RB20DET型 3.0L V6 VG30DE型 |
エンジン位置 | フロントミッドシップ |
駆動方式 | 後輪駆動 |
最高出力 | 230PS(VG30ET型:1983年)※グロス 170PS(VG20ET型)※グロス 180PS(RB20DET型:1985年)※ネット 195PS(VG30ET型:1986年)※ネット 190PS(VG30DE型)※ネット |
変速機 | 4速AT/5速MT |
サスペンション | 前:マクファーソンストラット 後:セミトレーリングアーム |
全長 | 4,535mm |
全幅 | 1,725mm |
全高 | 1,310mm |
ホイールベース | 2,520mm |
車両重量 | 1,365kg |
ブレーキ | 4輪ディスク |
データモデル | 300ZX 2by2(前期型) |
画像出典:Wikipedia 3代目フェアレディZ
Z32 リア
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販売期間 | 1989年7月 – 2000年9月[6] |
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デザイン | 前澤義雄 山下敏男 園勲夫 等数名 |
乗車定員 | 2人/4人 |
ボディタイプ | 3ドアファストバック(2座) 3ドアファストバック(2座Tバールーフ) 3ドアファストバック(4座Tバールーフ) 2ドアコンバーチブル |
エンジン | 3.0L V6 VG30DE型 3.0L V6 VG30DETT型 |
エンジン位置 | フロントミッドシップ |
駆動方式 | 後輪駆動 |
最高出力 | 230PS/6,400rpm(NA) 280PS/6,400rpm(ツインターボ) |
最大トルク | 27.8kgm/4,800rpm(NA) 39.6kgm/3,600rpm(ツインターボ) |
変速機 | 4速AT/5速MT |
サスペンション | 前後:4輪マルチリンク |
全長 | 4,310 – 4,525mm |
全幅 | 1,790 – 1,800mm |
全高 | 1,245 – 1,255mm |
ホイールベース | 2,450 – 2,570mm |
車両重量 | 1,430 – 1,570kg |
ブレーキ | 4輪ベンチレーデッドディスク |
画像出典:Wikipedia 5代目フェアレディZ
画像出典:Wikipedia 6代目フェアレディZ
ともあれ、2008年(平成20年)12月1日に発表された6代目から数えて19年と 11カ月経ってから新しいフェアレディZがデビューする訳です。ただし、プレビューです。
それではクルマニュースの記事から:
400馬力超えは確実!? 日産新型「フェアレディZ」はどんなスペックで登場する
デザインの公開だけで大反響となった新型「フェアレディZ」
日本のクルマ好きにとって「フェアレディZ」というブランドは大切なのでしょう。新型コロナウイルス対策のため、中継でニューモデルのデザインだけお披露目するというイベントをおこなったところ、驚くほどのアクセス数になりました。ネット記事の反響だって大きい。
考えてみれば20年前に日産が経営破綻しかけた際、再建の象徴にしたのもフェアレディZでした。
画像出典:ベストカーWEB版
画像出典:ベストカーWEB版
画像出典:ベストカーWEB版 6速MTだそうです。
画像出典:ベストカーWEB版
発表されたボディサイズは全長4382×全幅1850×全高1310mm。現行Z34のボディサイズは全長4260×全幅1845×全高1315mm。全長が122mm長く、全幅が50mmワイド、全高が5mm高い。ホイールベースはZ34は2550mmだが、新型Zのホイールベースは発表されなかった。
ほぼ現行Zのボディサイズと同じだが、デザインは明らかに新型Zのほうが伸びやかで、伝統的なZらしさに溢れていた。
タイヤサイズはフロントが255/40R19、リアが285/35R19。銘柄は、ダンロップのスポーツMAXXで、NISSAN Zのロゴが入る。ブレーキは、フロントが6ポッド、リアが4ポッドのブレーキキャリパー(Zのロゴ入り)が装着されていた。
画像出典:ベストカーWEB版
注目のパワートレインは3L、V6ツインターボ、トランスミッションは6速MTと発表された。これは現行スカイラインのV6ツインターボと同じものだと思われる。
現行スカイラインに搭載されている3Lツインターボは、VR30DDTTは304ps/40.8kgmと、400Rの405ps/48.4kgm。おそらくこの2種類のエンジンともに新型フェアレディZに搭載されるのではないだろうか。
このフェアレディZプロトタイプについての動画がありました:
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わたし、いつも思います。このような400馬力もでる高性能のクルマが人々の夢なんでしょうか? しかも2人乗り、500万円からだそうです。
クルマの加速性能というのは、車重と馬力でほぼ表せます。つまり、パワー/ウェイト レシオというやつです。以下Wikipediaからの表です。
日本のパワーウェイトレシオは「単位馬力あたりの重量」を指し、重量 (kg) を馬力 (PS, bhp) で割った値である。これは値が小さいほど加速性能に優れる。[1]対してPower-to-weight ratio は「単位重量あたりの出力」を指し、出力 (PS, bhp, kW) を重量 (kg, t, lb) で割ったものが様々な組み合わせで[2]使われる。こちらは、値が大きいほど優れた加速性能を意味する。
車両 | 重量 | 最高出力 | パワーウェイトレシオ | Power-to-Weight Ratio |
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ホンダ・アクティトラック (4代目 HA9型 SDX 4WD車) |
820kg | 45PS | 18.20kg/PS | 54.9PS/t |
スズキ・アルト (8代目 HA36S型 F 2WD・AGS車) |
620kg | 52PS | 11.92kg/PS | 83.8PS/t |
ダイハツ・トール (M900S型 カスタムGターボ”SA II”) |
1,100kg | 98PS | 11.22kg/PS | 89.0PS/t |
マツダ・MAZDA2 (6BA型 15S PROACTIVE 6速AT車) |
1,060kg | 110PS | 9.63kg/PS | 103.7PS/t |
トヨタ・カローラ (日本仕様12代目 ZRE212型 1.8 W×B) |
1,320kg | 140PS | 9.42kg/PS | 106PS/t |
日産・セレナ (5代目 GFC27型 ハイウェイスターG 2WD) |
1,700kg | 150PS | 11.33kg/PS | 88.2PS/t |
スバル・WRX (VAB型 STI) |
1,480kg | 308PS | 4.80kg/PS | 208.1PS/t |
フォルクスワーゲン・up! (日本向け仕様5ドアモデル) |
920kg | 75PS | 12.26kg/PS | 81.5PS/t |
MINI COOPER (2015年モデル) |
1,170kg | 136PS | 8.60kg/PS | 116PS/t |
ロータス・エリーゼ | 900kg | 136PS | 6.62kg/PS | 151PS/t |
マセラティ・グラントゥーリズモS | 1,888kg | 440PS | 4.29kg/PS | 233PS/t |
マクラーレン・MP4-12C | 1,336kg | 600PS | 2.23kg/PS | 449PS/t |
アリエル・アトム V8 | 550kg | 500bhp | 1.10kg/bhp | 909bhp/t |
フォーミュラ1カー (2013年レギュレーション) |
642kg | 750PS | 0.86kg/PS | 1168PS/t |
カワサキ・ニンジャH2R | 216kg | 310PS | 0.69kg/PS | 1432PS/t |
トップフューエル・ドラッグスター | 907.2kg | 8000hp | 0.11kg/hp | 8818hp/t |
表出典:Wikipedia
マゼラッティ・グランツーリズモSについて:
画像出典:CAR Graphic WEB版
【スペック】全長×全幅×全高=4885×1915×1355mm/ホイールベース=2940mm/車重=1950kg/駆動方式=FR/4.7リッターV8DOHC32バルブ(440ps/7000rpm、50.0kgm/4750rpm)/価格=1750万円(テスト車=1813万3000円/アルカンタラ・ルーフライニング=18万3000円/ペッカリーレザーインテリア=13万2000円/ステッチカラー=2万1000円/20インチネプチューンデザインホイール=8万7000円/BOSEサラウンドシステム=21万円)
マセラティ・グラントゥーリズモS(FR/6AT)【試乗記】
これぞマセラティ!!
2009.03.17
マセラティ・グラントゥーリズモS(FR/6AT)
……1813万3000円
マセラティ最強のスポーツクーペ「グラントゥーリズモS」。外観はスタンダードモデルとほとんど見分けがつかないけれど、乗ってみてその違いに驚いた。
マセラティは、ちょうど1年前、2008年のジュネーブショーで「グラントゥーリズモS」をデビューさせた。その場にいた自分は、内容を見て驚いた。簡単にいえば「グラントゥーリズモ」のスポーツモデルなのだが、それにしては変更点が多かったからだ。
フェラーリから供給されるV8エンジンは、排気量を4.2リッターから4.7リッターに拡大してある。ヘッドカバーを青から赤に塗り替え、最高出力は440ps/7000rpm、最大トルクは50.0kgm/4750rpmと、35psと3.0kgmのアップを達成している。
ただしこの数値は排気量だけによるものではない。その証拠に、今年発売された「クアトロポルテS」の4.7リッターは430psにとどまっている・・・(中略)
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新しいフェアレディZの重量が仮に1.70tとして405馬力とすると:
1700kg ÷ 405ps=4.1975kg/PS となり、上表のマゼラッテイ・グランツゥーリズモSより加速性がよいこととなります!
マゼラッティ・グランツーリズモSが1813万、フェアレディZが500万。 約1/3の値段で買えます。それで加速性がもっといい。
昨日、2020年9月16日 東北高速道岩手県内の花巻南IC~盛岡南IC間、約27kmで最高速度が120km/hとなりました。
でもねみなさん、どうなんです? こんなバカ高いクルマ買ってスピード出したくなりませんか?
湾岸道路でポルシェかっ飛ばして他車に追突し、夫婦者二人殺したバカがいました。
こういうふうになる一直線! だと思います。
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