仏作って魂入れず

20 7月 2017

わたしは左足ブレーキ装置を装着している2011年型トヨタエスティマに乗っています。2017年7月20日現在既に88792km走行しています。ところが約5万キロ走行した時点でエンジンを丸ごと交換しています。

何故か?わたしのエステイマは排気量2.4Lのガソリンエンジンですが、エンジン潤滑油の消費量が異常となったためです。訳を聞いてみるとエンジンは中国工場で製作されたものとのこと、日本製のものに急遽全交換したものです。工賃抜きで軽く100万円くらいするとのことでした。無償交換でした。

同じ設計に基づいて同じマニュアルの下、同じ材料で同じように造っているのに何故?わたしは、はっと気が付きました。なるほど、造っている人が違うのだと。日本人と支那人。

「仏作って魂入れず」

支那の人の性癖として、一般的に言われていることは、自分のものはとことん大事にしますが、人のものなら無関心です。例えばエンジン組み立て時に失敗したと思ってもそれを申し立てることなく次の人の迷惑など何のその、口をつぐんでしまいます。トヨタの教育が行き届かず空を切ってしまうのではないでしょうか?

どぶに捨てた食用油を他の人がどぶから浚って精製し直してまた、使っていたことが判明して世界中が震撼とした事件がありました。つまり、自分の口には入らないのでこうしたことが平気でまかり通っていたといいます。

鳴り物入りで世界中から投資を募っていた「道をまたぐバス」の顛末、以下産経デジタルニュース(2017.7.20 12:00)からです:

中国発「夢の技術」は詐欺だった 世間の度肝を抜いた「道をまたぐバス」の顛末とは

昨年、新型バスの走行実験が始まった際、中国メディアはこぞって、その先行きに期待を寄せた。「国産」であることを強調する報道も相次いだ。

新型バスは「Transit Elevated Bus」(TEB)と名付けられ、「天空バス」「立体バス」とも呼ばれた。道路の両脇にレールを設置し、道路をまたぐように通行するバスで、車道との間に約2メートルの距離があるため、道路を走行する乗用車をやすやすと乗り越えて走るとされた。

渋滞緩和にもつながり、環境にも優しく、コストも低い乗り物として評判を集め、米誌タイムが選ぶ「世界の発明50」にも選出された。

昨年5月に北京で開かれた科学技術産業博覧会に出展され、8月には河北省秦皇島市で走行実験がスタート。米紙ニューヨーク・タイムズも「もし将来、中国の道を走っているとき、急に鉄製の“腹”に飲み込まれても慌てないように。エイリアンによる連れ去りではありません」とTEBについて好意的に報じた。

夢の実現は遠くない未来と思われた。ところが、走行実験の前後から、各メディアが不透明な資金集めについてこぞって指摘し始めたのだった。「重心が高くて重量もあるので、倒れやすいのではないか?」「はたしてカーブでちゃんと曲がれるのか?」という技術的な問題点を挙げる声も相次いだ。

実験も頻繁に行われることはなく、秋には落ち葉が軌道上にあふれ、TEBの車体は「観光客が写真をたまに撮りに来る」(中国ネットユーザー)状況となっていたという。開発が進んでいないことは明白だった。

そして、今月2日、北京市公安局は、投資を募る際に違法行為があったとして、資金集めに関与していた運営会社「華贏凱来」の関係者ら32人を拘束した。経済誌「新金融観察」や、経済紙「毎日経済新聞」(電子版)によると、同社関係者は投資後、上場が実現された場合、「6倍にしてリターンする」などとかたって投資家を集めていた。600万元(約1億円)をつぎ込んだ個人投資家もいたという。(以上記事部分掲載)

日本でも熊本、松山他など路面電車と一般自動車が混在して走るところがありますが、譲り合いをモットーとする日本だからできること。支那のような未成熟自動車社会では我も我もが強すぎてバス軌道の立ち入りを制限しない限り実現困難と思っていました。例えば、後ろから救急車が来ると、日本では一般自動車は端にクルマを止めて先を譲ります。支那では誰も止まらないそうです。何故と聞いたら「支那共産党幹部やその子弟が救急車をタクシー代わりにして使っていることがほとんどだからだ」とのことでした。

画像出典:Wikipedia

 

動画出典:youtube BBC NEWS JAPAN

 

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