EV(電気自動車)は儲からないー電力業界

11 1月 2018

EVは再三申し上げているように家庭用電気を使います。わが国日本では、現在火力発電が主流ですから、都市郊外に設置された発電所から都市に送電すると最大50%の電力ロスが発生します。すなわち、家庭用電気を使用することはとても効率的ではないのです。

また、EV生産では、エンジンが無いなど比較的工作が容易なのでエンジンを造れない支那などは、EVを使った世界的な生産の覇権を狙っています。

さて、それはさておき。

電力会社によるEVが使う電気量の試算によれば、以下:

EVは電力1キロワット時あたり7キロ走ると仮定し、1台の年間平均走行距離を7000キロと想定した上で考えると、国内の乗用車登録台数約6125万台(軽含む)がすべてEVに代わるとして、電力量は約612億5000万キロワット時となります。EVが15~20%を占めると予想すれば、92億~123億キロワット時とする計算となります。経済産業省によれば、販売電力量8997億キロワット時に(平成28年度実績)占める比率は1~1.4%となり、「消費量への影響はあまり大きくない印象」となります。(2018.1.3 14:00配信 産経デジタル経済部 林田氏)

これに加えて:

さらに、電力業界では、EVがもたらす産業構造変化への懸念が大きくなっています。EVは駆動システムが電池やモーターで、エンジンを持つガソリン車に比べて部品点数が少ないためです。部品数が減れば製造時の消費電力が激減し、収益の打撃になる見込みです。 勝野会長(中部電力社長)は「製造時の消費電力量が減少することに伴う販売電力量への影響のみならず、裾野の広い自動車産業の変革に伴う地域経済への影響が生じる可能性もある」と指摘します。実際、国内の電力量の3分の2は高圧という大工場やオフィスビルなど主に産業用です。EVによる需要増とてんびんにかけ、期待よりも懸念が勝るのは必然だといえます。(2018.1.3 14:00配信 産経デジタル経済本部 会田聡)

 

動画出典:Youtube

どうですみなさん。電気自動車というのは、エンジン車に比べて構造が簡単なのです。エンジンの圧縮比さえ変えられるようになった2018年、現代のクルマは、最早芸術品とさえいえる域に達しています。地球温暖化がなにか怪しい理論となっている2018年現在、電気自動車を強力に推す理由が希薄になっています。

わが国日本が今から77年前、大東亜戦争開戦時(昭和16年)には、80%を輸入していたアメリカから石油を禁輸されたことが開戦の直接の原因でした。日本を取り巻くこうした石油事情は2018年現在も変わっておらず、輸入先がアメリカから中東に変わっただけで相変わらず全輸入量の80%を輸入しています。しかも中東からはホルムズ海峡、マラッカ海峡そして、支那が他人の領土の鼻先に建設している軍事基地の鼻先をかすめて運んでいることは、国の安全保障上極めて危ない状況です。

そのため、トヨタ自動車が先陣をきって開発した燃料電池車ミライの存在がおおきくなります。つまり、燃料電池車の燃料、水素は国産で作れるのです。だから電気自動車ではなく、燃料電池車=水素で勝負しましょう!

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