フォードがステアリング・アクセル・ブレーキのない完全自動運転車(レベル4)を2021年に量産へ !

19 8月 2016

2021年って2016年の今から5年後でしょう!? 絶対無理だと思うなぁー。フォードは日本でクルマが売れなくて2016年7月に撤退することを表明したばかりです。日本ではアメ車は売れません。だってクルマ作りの考え方がまるで違います。ガソリンが¥30/Lとかの国ですよ。速く走れれば燃費なんてどうでもよくて。でもハイブリッド車とか出してるし。ほらレクサスの4.6LエンジンのLS600hみたいな感じです。ハイブリッドでも10km/L走らないという何のためのハイブリッドという感じです。自動運転に関わる話では、米国の電気自動車テスラS3が死亡事故を起こしたばかりです(2016年5月)。これもレベル2の自動運転(運転支援)しかできないのに運転者はステアリングから手を離してDVD鑑賞をしていたようです。テスラは日本でも販売していますが、アメリカと日本では道路環境が随分と違っているのにも拘わらず、障害物感知センサーの設定が同じというのは恐ろしいです。

自動運転の実態を知っている人からすれば、なーに寝言言ってんだくらいのところでしょうか?というのはみなさんご承知の通り、障害物センサーは決して万能ではなく雨雪などの気象条件などによって誤認識・誤作動のオンパレードなのです。テスラの事故でも、障害物センサーが中央分離帯を認識できなかったり、割り込みの車両を避けようとして急激にステアリング操作(自動)したため、路側帯の支柱に衝突したりしています。もし、それが起こったとき運転者(オペレーター)がオーバーライドできなかったらどうなるのでしょうか?今回の発表はレベル4だそうです。一番の懸案事項である、完全自動運転車の自動運転中に万が一事故が発生したら誰の責任ですか? 一番の問題は保険担保の問題です。現在(2016年8月現在)の制度では、レベル3以下の自動運転中では全ては運転車の責任となります。フォードの目標はレベル4ですから。だから、絶対無理!!経営危機がささやかれるフォードですが、頭がおかしくなったとしか思えません。(出典元:フォードモーターコーポレーション)

 

自動運転のクラス別け

自動運転のクラス別け(出典元:国土交通省)

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フォード社長兼CEOのマーク・フィールズ(Mark Fields)氏

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ベース車両:フォードフュージョンハイブリッド(出典元:フォードモーター)

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ベース車両:フォードフュージョンハイブリッド(出典元:フォードモーター)

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