レベル3自動運転について

18 7月 2022

レベル3自動運転とは何か? これはなかなか厄介な代物です。なんでもHONDAがこれを搭載したクルマを市場に出したとか。

国土交通省の自動運転の等級(レベル)についての見解は以下:

 

自動運転のレベル分けとは|レベル0~5までの定義と車種一覧 ...

画像出典:Wikipedia

ここには非常に大事なことが省かれています。それは、障害物センサーの性能と検知結果に対するクルマ側の「判断」です。現在のレベルでは、例えば誤信号や誤作動に対する判断ができません。例えば、上の図では、レベル3から自動運転となります。とすると、自動運転中万が一事故が起こったら「誰が責任を負うのか?」という質問には、どう答えるのでしょうか?

つまり、レベル3は自動運転になっていますが、「条件付き自動運転」だそうで、システムが運転交代を示した場合、速やかに人間が運転を交代しなければなりません。例え30km/h制限であっても走行している場合、間髪を入れずに交代することが本当にできるのか?甚だ疑問です。そして交代できずに事故になった場合誰が責任を取るのでしょうか?

やはり運転手が責任を取るのでしょうね:

車の自動運転技術の進歩 ~自動運転レベルは6段階~|カーチップス

画像出典:Wikipedia

HONDAさんがレベル3自動運転車を市場に出したというなら是非この点聞いてみたいものです。以下ホンダのレベル3型式認定車です:

トラフィックジャムパイロット(渋滞運転機能)

ハンズオフ機能付車線内運転支援機能で走行中、渋滞に遭遇すると、一定の条件下でドライバーに代わってシステムが周辺を監視しながら、アクセル、ブレーキ、ステアリングを操作する機能。システムは先行車の車速変化に合わせて車間距離を保ちながら同一車線内を走行、停車、再発進します。ドライバーはナビ画面でのテレビやDVDの視聴、目的地の検索などのナビ操作をすることが可能となり、渋滞時の疲労やストレスを軽減させます。

■システムからの操作要求があった場合にすぐに運転操作が可能な状態を保ってください。
■システムから操作要求があった場合には、運転者が運転操作を行う必要があります。

画像出典:HONDA
下線部には、ドライバーはナビ画面でDVDやTVを楽しめるとありますが、そういう状態でシステム要求に即時対応できるでしょうか??
画像出典:HONDA

コメントする

お名前・メールアドレス・コメントは必須です。
メールアドレスは公開されません。

トラックバックURL