自動運転VOLVOお前もか?

23 10月 2016

VOLVOの安全に対する取り組みは、とても評価できるところがあります。それでVOLVOの自動運転とは何か見てみました。

 

想像してみてください。車でも飛行機のように自動操縦に切り替えて、後はゆっくりリラックス。遠い未来のことのように聞こえるかもしれませんね。ところが、そうではありません。あなたのボルボは、もうすぐあなたに代わってステアリング、アクセル、ブレーキを操作して、安全に目的地まで連れて行ってくれるようになります。それは思っているよりも早く訪れます。ボルボの自動運転実験車両はスウェーデンの路上を既に走っています。さらに、2017年までに100台の自動運転機能付車両を一般のお客様に一般道路で使用していただく予定です。これは世界最大規模の自動運転実証実験プロジェクトであり、ボルボ・カー・グループ、スウェーデン運輸管理局、スウェーデン運輸庁、リンドホルメン・サイエンス・パーク、イェーテボリ市が共同して取り組んでいます(以上VOLVOの広告より)。

結論からいうと、VOLVOは大事なことはすべて未来のテクノロジーが解決してくれるといっているのと同じです。つまり、自動運転を行うためには様々なハードルがあります。最も重要なことは障害物を検知する各種センサーの誤作動・誤認識をどう扱うかという問題です。また、自動運転中に事故が発生した場合、誰が責任をとるかという問題があります。上の動画では、自動運転中に運転者がハンドルから手を離していますが、ということは、レベル2か3の自動運転ということになります。

※LEVEL3自動運転とは:

pg01

画像出典:日経ビジネス

《レベル 2》 加速・操舵・制動のうち複数の操作をシステムが行う状態。アダプティブクルーズコントロール(ステアリングアシスト付き)等がこれに該当する。ドライバーは常時、運転状況を監視操作する必要がある。その為、2016年時点で市販されているシステムはある程度の時間(10~15秒等)、ハンドルから手を離しているとシステムが解除される等の仕様となっている。(出典:Wikipedia)

《レベル 3》 加速・操舵・制動を全てシステムが行い、システムが要請したときはドライバーが対応する状態。加速・操舵・制動を全て自動的に行うシステム。通常時はドライバーは運転から解放されるが、緊急時やシステムの限界時には、システムからの運転操作切り替え要請にドライバーは適切に応じる必要がある。事故時の責任はドライバーとなる。レベル3に該当するシステムは2016年時点で市販されていない。しかし、自動車専用道走行中のみに限定する等した日産プロ・パイロットを搭載したセレナが8月下旬発売予定と発表され[11]、他の多くの自動車メーカーやその他の企業が、レベル3相当の自動運転車の市販に向けて開発を行っており、日本政府も2020年までにレベル3自動運転車の実用化を目標としている。(出典:Wikipedia)

わたしは、自動運転の実現には、内的には:センサーの誤作動・誤認識があってもそれを自分で処理できる『人工知能』が搭載されない限り自動運転はできないと考えています。また、外的には:自動運転時に事故があったときの責任の所在について明確化することです。運転者は人工頭脳であるため、責任の所在は、その人工頭脳の作成者であることは明白です。

 

動画出典:トヨタ自動車 youtube

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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