「メディアの印象操作」と感じます。電気自動車と自動運転は全く関連しません! 電気自動車を売らんがための印象操作という意味です。
2017年10月17日に北海道新聞編集委員の村田さまから:
「なぜ、交通事故による死傷をゼロにできないのか」というテーマに関して、「自動運転」についての電話取材をいただきました。
その中で村田さまによれば、北海道大学の先生が「自動運転は電気自動車と相性がいい」といっていたとのお話しがありました。そのことを聞かれましたのでキッパリと全然関係がありませんとお答えしました。
そうなんです。自動運転と電気自動車は全然関係がありません。
何故なら、自動運転とは、センサー(単複眼カメラ・ミリ波レーダー・赤外線レーザー・ソーナー及びGPSガイド等)で進行方向の障害物、道路白線または先行車を認知して車載コンピューターにフィードバックし、ハンドル・ブレーキ・アクセルなどの制御系統へ反映していきます。
そのことと、自動車の動力とは何の関連もありません。つまり、自動運転と電気自動車は何の関連も親和性もありません。
動画出典:Youtube 三菱自動車
本ブログの趣旨とはあまり関係しませんが、2017年現在における電気自動車とはどういうものかお知らせします。つまり、電気自動車は家庭用電源から充電して走行します。さて、その家庭用電気はどこから来るのでしょうか?そう、東京でしたら以下:
東京電力の電源は、大雑把に言って、6,000万kWの需要規模に対し、福島県から茨城県の太平洋岸に2,000万kW、新潟県に800万kW、そして大需要期近傍の東京湾岸に3,000万kWという配置になっています。やはり大規模な電力を使う東京周辺に発電施設が多いのは当然といえます。
東京電力の持っている発電所を詳しく調べると、青森(東通原発―建設中)、福島(第一原発、第二原発)・・・稼働していません、新潟(柏崎刈羽原発)・・・稼働していません、茨城(鹿島火力、常陸那珂火力)、千葉(千葉、五井、姉ヶ崎、袖ヶ浦、富津の5火力)、東京(大井火力、品川火力、八丈島地熱)、神奈川(横須賀火力)となっています。そのほか風力発電や太陽光発電所も持っています。つまり、遠くから来ている訳です。すると、約半分くらいが送電線の中で消えてしまって、非常に効率が悪いのです。
ここでいつもの竹田恒泰さんの電気自動車に対するコメントです:
動画出典:Youtube 竹田恒泰チャンネル
トラックバックURL