マツダの考えるペダル配置について

18 9月 2017

人間がクルマの運転席に座ったとき、膝頭を揃えて座るのは力を入れなければならないので苦痛です。これは男性も女性も同じであると考えられます。自然に座ると、少し足を開き加減になると思います。OT式左足ブレーキ装置は、このことを十分考えて運転者の自然な着座位置での右足アクセルペダル、左足ブレーキペダル操作を実現させたと思います。

どこの自動車メーカーでも運転者の着座位置、姿勢、ペダル配置について考えていると思いますが、マツダはこの分野でひときわ頑張っているような印象があります。ドライバーとして、運転の質を充実させるのは大変結構です。しかし、例えば「ペダル踏み間違い(踏み換え忘れ)事故」は、現状のペダル配置とペダル操作方法に原因があると思われます。したがってこの種の事故防止のためにペダル配置かペダル操作方法を変更する必要があります。

マツダさん、何故左足ブレーキの発想がないのですか?

また、マツダではほとんどの車種にオルガン式アクセルペダルを装着しています。その理由は、繊細な「操作性」(マツダお客様相談室)でした。

それなら、何故ブレーキペダルにオルガン式ペダルを採用しないのでしょうか?マツダの回答は:コスト的に割に合わないというお話しでした。

とすると、マツダは、進む方には金をかけるが止まる方には金をかけたくないという風に聞こえます。ふ~ん?

 

画像出典:マツダ自動車工業

画像出典:マツダ自動車工業

動画出典:Youtube マツダ

コメントする

お名前・メールアドレス・コメントは必須です。
メールアドレスは公開されません。

トラックバックURL