二十代女性と早朝ゴルフで「暴走ひき殺し」超有名弁護士・七十八歳の転落

30 3月 2018

すごいタイトルの付け方ですねー! 週刊現代だそうです。これは本ブログでも度々申し上げているように、トヨタレクサス(LS500)に乗っていたもと名古屋高検検事長が『停止』状態から『踏み間違い』によって暴走して歩行者をはねて死亡させ、店舗に突っ込んだ事故です。

『20歳代の女性』とか『早朝ゴルフ』とか『超有名弁護士』とか『78歳の転落』とか、週刊誌ってのは酷いですね! 水に落ちた犬は石をもって打てですか?ホントにひでぇなー。

これは自動車の欠陥によって暴走事故となり、ひとりが亡くなった悲劇です。このかたは高等検察庁の検事長だったひとで、いままで『ペダル踏み間違い事故』の運転者を刑事事件の加害者として交通刑務所に送ってきたひとです。こんどは自分が裁かれることになるわけです。このひとは刑務所の中で何を反省するのでしょうか? 以下週刊現代の記事から:

(2018年3月15日)

20代女性と早朝ゴルフで「暴走ひき殺し」超有名弁護士・78歳の転落

高齢ドライバーによる重大事故が社会問題となっているなかで、超有名弁護士が加害者となった。自分の体力と頭脳によほど自信があったのだろうが、その慢心が人生の晩節を汚すことになった――。

2月18日日曜、午前7時すぎ、トヨタレクサスLS500が暴走し、対向車線の歩道を歩いていた建築業の男性(37歳)をはねて、そのまま通り沿いの店に突っ込んだのだ。全身を強く打った男性は死亡。死亡した男性はは現場近くの病院に入院中で、買い物に行くために外出していた。

 車を運転していたのは、弁護士の石川達紘氏(78歳)。東京地検特捜部長を務め、かつて「特捜のエース」と呼ばれた法曹界の超大物である。

「凄惨な現場でした。被害者の方は内臓が身体の外に出てしまっていた。加害者は額から血を流していました」

商店街の他の目撃者が彼に声をかけたら、すごく横柄な態度で『早くここ(車内)から出してくれ』と言われたそうです。被害者が亡くなった認識があったのかは不明ですが、その態度はどうかと思いました」

※(大野註)こういうのを印象操作というのでしょうね。事故車の運転者は自分も足の甲を骨折する大けがでしかも車体に挟まれていたのですから「横柄な」態度ではなく必死だったと考えられます。

事故を起こす直前、石川氏が運転する車は交差点近くに停車していた。そこで女性と待ち合わせしていたのだ。

※(大野註)要するに事故の報告ではなく、女性と待ち合わせたとか、不倫を匂わせているなど卑劣です。

石川氏が運転席からトランクを開け、女性が荷物を積み込もうとしたところ、車は急発進。300~400mほどの直線を猛スピードで走行したあげく、ハンドルが右に切られてガードレールを乗り越えて歩道に突っ込んだ。

路上にブレーキ痕はなく、アクセルをずっと踏んだままだったと思われる。(中略)

「私は加害者と待ち合わせていた女性に話しかけて、事情を聞いたんです。

すると、『ゴルフに行くために、迎えに来てもらったんです。トランクが開いたのでゴルフバッグを積もうとしたら、いきなり車が発進してしまいました。私は追いかけたのですが、車が家に突っ込んでいて……』と声を詰まらせました。

事故の後、加害者と同じ法律事務所の弁護士から電話がありました。『月曜日に保険会社から連絡させます』ということでしたが、私は『保険会社がどうのこうのではなく、人が亡くなっているんだから、まずはあなたが花を手向けに来られないのか』と怒りましたよ」

佐藤さんの自宅兼店舗は、1階部分が全壊状態で柱も損傷し、2階部分が下に落ちてしまっている状態。いまは住むこともできなくなっている。

亡くなった男性の妻は事故の翌々日、気丈にこう明かした。

警察からは『アクセルとブレーキの踏み間違いだった』としか聞いていません。車にはドライブレコーダーがあったそうで、調査中とのことでした。

※(大野註)

いまは警察からの報告を待つしかありません。加害者の家族からは連絡はないですね。子供は中学生と小学生の二人います」

「本来ならば石川氏は過失運転致死容疑でその場で逮捕されていたでしょうね。回復を待って、事情聴取が行われる予定です。事の重大性を考えれば退院後に逮捕もありうるでしょう。

現場で本人は運転ミスではなく、『車がおかしくなった』と主張したそうですが、それは事故車を分析すればすぐに分かることです」(全国紙社会部記者)

石川氏は地元・山口県の工業高校を卒業後、中央大学法学部に進学。在学中の22歳で司法試験合格。検事任官後は東京地検特捜部長、東京地検検事正、名古屋高検検事長などの要職を歴任した。

特捜部時代には、ロッキード事件、平和相互銀行事件、撚糸工連事件など数々の事件を手がけ、金丸信・自民党副総裁や中村喜四郎・元建設相の逮捕でも検察幹部として指導的な役割を果たした。カミソリと称され、政財界を震え上がらせた、まさにスター検事だった。

トヨタも困惑

交通事故に詳しい犯罪被害者支援弁護士フォーラム事務局長の髙橋正人弁護士が指摘する。

「ブレーキとアクセルの踏み間違えで急発進した後、なぜ人のいる歩道にハンドルを切ったのか。自分の身を守るなど何らかの理由で、自分の意志で操作した結果の死亡事故ならば、明らかな過失です。

近年の高齢者によるブレーキとアクセルの踏み間違いの事故は厳罰化傾向にあります。示談が成立するかどうかも影響しますが、今回も近年の状況を考えれば、実刑になる可能性があります。

元特捜部長の肩書や年齢は量刑には関係ありません。ただし、事故の際の対応や遺族の感情は量刑に考慮されます。特に被害者が若いと量刑が重くなる場合が多いですね。実刑で禁錮1年以上もありうると思います」

※(大野註)サブタイトルのトヨタも困惑とはどういうことでしょうか?

禁錮刑となれば交通刑務所に入所し、もちろん弁護士資格を失うことになる。また、執行猶予となっても、その期間は弁護士活動をすることはできない。いずれにせよ、死亡事故を起こした石川氏は、弁護士業を畳まざるを得ないだろう。

一方で石川氏の愛車・レクサスを販売するトヨタも困惑するしかない。ニュースでは、半壊したレクサスLS500の映像が何度も流れた。

同車はレクサスシリーズの最高級セダンで新車の価格は1000万円前後。安全装備も充実していたはずなのに、なぜ自動ブレーキが作動しなかったのか、ネット上でも騒ぎになった。

「現行のブレーキ制御は、アクセルを強く踏み続けた場合、そのシステムがキャンセルされるのです。恐怖とパニックで判断能力を失い、ドライバーはブレーキだと思ってアクセルをさらに踏み込んでしまう。するとスピードが増して、暴走がさらに続く。

自動ブレーキが前方の歩行者を認知して作動して物理的に止まれる速度はおよそ50km/hまでです。今回の事故ではそれ以上の速度が出ていたのでしょう。そのため安全装備は機能しなかったと思われます」(自動車評論家・国沢光宏氏)

「週刊現代」2018年3月10日号より

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下線部分は全て嘘です。

ここは停車状態から一挙に暴走状態になったので、自動ブレーキではなく『加速抑制装置』が作動するところなのです。この国沢光宏という自動車評論家は誠によろしくないです。ペダル踏み間違い事故に関しては何の知識もないです。

動画出典:Youtube

何故レクサスLS500の加速抑制装置が働かなかったのでしょうか? トヨタが本当に困惑しているのはこの部分です。

全体的に週刊現代の記事は、水に落ちた大物ヤメ検をメディアに力で貶めようとする悪意しか感じません。ほんとに程度が悪いなぁ。

 


コメント

  1. ピンバック: 卑怯なり、石川元東京地検特捜部長! | ペダル踏み間違い事故防止

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