岡山母娘死亡事故 どうしたらいいの?

21 10月 2017

高速道路の落下物! 本当に怖いです。以前、工事現場でよく見かけるブルーシートが約80km/hくらいで走行中、風邪を孕(はら)んで目の前一杯に広がり、避けようもなく突っ込んだ記憶があります。中に何もなかったので良かったです。バックミラーで見ると、後続車も次々と青いシートに突っ込んでいました。

岡山の中国道では、夜突然トラックのスペアタイアが目前に現れ、突っ込んだわけです。乗車していた2人(母娘)がガードレールの外側に避難していたにも関わらず、落ちていたタイアと停車していた軽自動車に乗り上げて横転したトレーラーに直撃され、亡くなりました。

やりきれない思いがする事故です。

中国道で母娘死亡 大型のスペアタイヤか

日テレニュース24 10/20(金) 18:25配信

岡山県津山市の中国自動車道で、路上に落ちていたタイヤに軽乗用車と大型トレーラーが相次いで乗り上げ路肩に避難していた母と娘が死亡した事故で、警察は、大型車両がスペアタイヤを落としたとみて調べています。

この事故は、18日夜、岡山県津山市の中国自動車道で路肩に立っていた49歳の母親と21歳の娘が、横転してつっこんできた大型トレーラーにはねられ死亡したものです。

2人は高速道路に落ちていたタイヤに軽自動車で乗り上げたため路肩に避難していたところを、同じタイヤに乗り上げ横転した後続の大型トレーラーにはねられたとみられています。

落ちていたタイヤは直径約1メートルで、走行中に外れたような痕跡がないことなどから、警察では、大型車両がスペアタイヤを落下させた可能性が高いとみています。

警察では、積載物の落下防止措置を怠った道路交通法違反と過失運転致死の容疑を視野に、落とした車両の捜査を行っています。

高速道路上に停止した軽自動車のハザードランプが点灯していたかどうかニュースでは解りません。また、気が動転している母娘がガードレール外に避難する前に三角板や発煙筒を設置する時間がなかったのかどうか?また、この軽自動車に三角板や発煙筒が搭載されており、かつすぐ取り出せるところにあったのかどうか? スペアタイアを落とした人を探がさなければなりませんが(責任の所在)、むしろ母娘の事故後対応の是非について詳細に調査しなければなりません。勿論、高速道路上から急いで退避しなければなりませんが、その訓練も必要でしょうし、教習所などで十分に検討するべき課題です。

画像出典:Wikipedia

 

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