『空走距離』とは?なんて、自動車教習所で習ってから以来ではないですか?
所謂 制動距離とは空走距離+制動距離
アクセルからの踏み換え時間+ブレーキペダル踏み代の遊びの時間=空走距離。ブレーキが効き始めてから停止するまでの距離=制動距離。衝突事故があると警察が出張ってきて当事者同士どっちにどのくらい責任があるか査定することになっています。その中で裁判所の空走距離に対する判例がたくさんあり、空走時間はおおよそ0.8秒+αと認定されています。最高裁判所判例平成11年7月19日ほか,多数判例ありです。大体1秒と考えてよいと思います。とすると、40km/hで進行していれば1秒間に走る距離は11.11m、60km/hで走行していれば1秒間に走る距離は16.67mです。80km/hで走行していれば22.22mです。結構走りますね。
大野式手動スロットルのブレーキ装置及び大野式左足ブレーキ装置、Stopペダル、ナルセペダルはそれぞれ理論的には空走距離が最短です。何故ならこれらのシステムはすべて運転中は運転車の足が常時ブレーキペダルの上に乗っているからです。すなわち、いずれもペダルの踏み換えを必要としない構造となっています。
大野式手動スロットル装置/ブレーキ装置
大野式左足ブレーキ装置
ナンキ工業Stopペダル
ナルセペダル
停止距離=空走距離+制動距離
止距離=空走距離+制動距離
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