自動ブレーキの罠(追加+2)

01 7月 2017

2017年7月1日、自宅近所の日産プリンス神奈川販売の横須賀池田店に行ってきました。一週間前にこの店舗前を通りかかった時、展示車に貼ってあった『自動ブレーキ搭載車』のステッカーに目が留まったからです。

画像出典:大野一郎

早速、日産プリンス横須賀池田店係長の川田真也さん(ブログ掲載了承済)が対応してくださりステッカーの貼ってあったニッサンキャラバン(商用車)の自動ブレーキについて丁寧に説明してくださりました。川田さんの説明では、キャラバンの自動ブレーキの障害物センサーはミリ波レーダー(単体センサー)とのことでした。

画像出典:大野一郎 (名刺掲載はご本人の了承済)

今まで何回も申し上げた通り、自動ブレーキは『ペダル踏み間違い』には効果がありません。

なぜなら、自動ブレーキを含む自動システムは機械ですから必ず『誤作動』や『不具合』などが発生します。そのときは人間が運転を取って代わらなければなりません。人間が運転を取って代わるということは、具体的にハンドル操作、ブレーキ操作そしてアクセル操作を行うということです。

そのため、人間が運転操作を行うことが発生したら、自動ブレーキは解除になります。

すなわち、『ペダル踏み間違い』の場合は、運転者がアクセルを『誤って』操作するために暴走となるので、機械(車両)の方からすれば、運転者(人間)が運転していると認識するため、自動ブレーキは解除となります。

 

みなさん、自動ブレーキは走行速度約10キロ以上で発生する『ペダル踏み間違い事故』には全く効果がありません!

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